日常会話の中でなんていうか?
FD:エフディー(ボク以上のご年配の方はエフデーが一般的(笑))
CD:シーディー
DVD:ディーブイディー
なるほど、メディアをさすものについては略語のアルファベットをそのまま言うものなのか。
先日、なんとはなしにテレビをつけっぱなしにして他のことをしていたら、
「エイチディーディーもおとくっ!」
と聞こえてきた。
.........いったいなんだぁ???
気にはなったが、次のCMになってしまったのでそのときは何のCMだったのかわからなかったが、しばらくして今度はちゃんとチェックすることができた。
文字にすると、
「HDDもお得っ!」
日産サンクスナビキャンペーンのCMだった。
普段、聞きなれていないからだろうか?音だけで「エイチディーディー」と言われてもなんのことかイメージが結びつかなかったのだ。
そういえば前にもバラエティー番組で、さまぁ~ず三村が「エイチディーディー、エイチディーディー」と連呼していて、最初なんのことかわからないということがあった。
このHDDを「エイチディーディー」って呼ぶのって、一般的なんだろうか?
ボクみたいな一応IT屋さんの端っこに住まわせてもらっている人からすると、HDD=HARD DISK DRIVE。
普通に「ハードディスク」と呼ぶのが一般的だと思っているんだけど......。
なんで、「ハードディスク」ぢゃなくて「エイチディーディー」なんだろ???
そいえば、ずいぶん昔の話になるが小泉政権下の経済財政諮問会議の場で、当時総務相だった片山虎之助が、「アウトソーシング」とか「バックオフィス」とかカタカナ用語を使って答弁したところ、小泉首相が噛み付いて「地域住民でもわかるように直訳ではなく日本語わかりやすい言葉を使え!」とやりとりしたことがあった。
たしか、平成15年くらいの話か?
最後のオチが塩川財務大臣の「本当に僕ら置いてきぼりをくっている。」だったのだが(笑)
カタカナ用語でも、このようにイメージがわかないというのに今回の日産サンクスナビキャンペーンでは略語のアルファベットをそのまま言っているだけである。
「エイチディーディー」が一般化していないのであるとすると、なにを言っているのかわからない人がボク以外にも存在するということだ。
これって15秒間という限られた時間で商品のイメージを植え付けなければならないTVCMとしては致命的な間違いを犯しているのではないだろぉ~か?
それともボクの感性のほぉ~が致命的で、すでにHDDは「ハードディスク」ではなく、「エイチディーディー」であると世間は認知されているということなんだろぉ~か???
嗚呼........歳をとるってこゆことぉ?だとしたら、なんかシオヂィ~の気持ちが身に沁みてきてしまいます...(T^T)