前回の続きになりますが、「7つの習慣」の考え方に感銘を受けちまったボクは試しにその内容を実践してみよぉ~と思ったワケで...。
- 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2005/03/05
- メディア: 単行本
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このワークブックは3週間かけてひと通りのステップを踏むことになっている。
まず、1週目で自分の有り様を知る。
「7つの習慣」の第2の習慣「自己リーダーシップの原則」のあたりの実践になるのかな。
自分の行動の拠り所となっている原理原則を見つめ直すよい機会になるかと。
2週目でいわゆる最近の夢手帳系のよぉ~な「人生設計」や時間管理(タイムマネジメント)本で触れているような内容となっていく。
この辺になるとボク的には少々胡散臭いンですが...(^^;)ハハハ。
3週目で商売っ気発揮して、それではフランクリン・プランナーをつかってみましょう!といったプロモーションになります(笑)
フランクリン・プランナーに興味なければ3週目は特にいらないし、ボクのよぉ~な天の邪鬼は2週目もいらないンですが、ちゃんと将来設計考えようという方は2週目もやってみて損はないと思います。
ただ、1週目のステップだけは是非是非、時間管理というか、自分の行動規範をハッキリお持ちの方もやってみることをオススメします。
頭の中だけで考えていることと実際に文字でいろんな角度でアウトプットを出すことでは、意外な発見をしたりします。
そんなこんなで、ボクは1週目のステップだけを踏みました。
どんなステップかというと、
1.あこがれの人から自分の価値観を探る
- あこがれの人物をピックアップ
- その人の憧れる点をリストアップ
- その憧れる点がどのような価値観に結びつくか?
2.Have、Do、Beから今ある願望を視覚化する
- 何が欲しいのか?(Have)
- 何をしたいのか?(Do)
- どうなりたいのか?(Be)
をリストアップ
3.余命一年と宣告されたら、あなたは何をする?
残り1年でやりたいことをリストアップ
4.あと100年生きられたら、どんな人生を生きる?
健康体であと100年生きられるとしたらどのような行動をとるかをリストアップ
5.あなたはいくつの役割を持つ?
- 現在、及び将来も含めて考えられる自分の役割をリストアップ
- それぞれの役割の中で、自分が心がける(心がけたい)ことを考える。
6.あなたが新聞に載るとしたら?(←ボクは省略)
- 何年後、全国紙「○○○」のどんなコーナーにどのような記事が載るか(載せたいか)?をリストアップ
7.「価値観」を整理する
- これまでに発見した「価値観のヒント」ややりたいことがどんな「価値観」に紐付くかを整理する。
8.整理した「価値観」に説明文をつける
7で整理した「価値観」に紐付く「価値観のヒント」ややりたいことをヒントに説明文を考える。
9.究極の選択で順位を付ける
- 7の「価値観」に優先順位をつける。
- 順位は自分が大切だと思う順番とする。
これが、この後自分の行動を左右する最優先事項決定の源となるべき順番となる。
ここまでが、だいたい5日間くらいの内容だ。
いきなり、自分の価値観はなんなのか?と問われても、なかなか言葉にすることは難しいが、この手順でひとつひとつ自分の考えを吐き出し、そn内容を俯瞰してみると不思議なことにいくつかの価値観に収斂されていく。この感覚はボクの拙い文章力ではなかなか言葉で表現できないのがもどかしいところだが、ほんとオススメします。
自分は本当はこういうところに価値を見いだしているんだという発見があります。
まだこの後も演習は続くが、とりあえず自分の「価値観」というものがこの時点で整理できたので、この後ミッション・ステートメントの作成に入った。
これまでの演習でのアウトプットから、ボクが理想としている姿は身近な二人がそのロールモデルのほとんどを占めているのがわかった。
公的な部分では、今の上司。私的な部分では父である。
また、一人っ子として育ち、一人遊びもなんの苦もなく過ごしてきたボクとしては、なにより「自分の時間」というものを優先して考えてきた。
タイムマネジメントにおいても、どうやって出来るだけ長く自分の時間を持てるか?に一番注力すべきと考えていたが、この演習の結果によるとどぉ~もその優先順位は低いらしい......。
出来上がったボクのミッションステートメントをみるとその事がハッキリしている。
恥ずかしぃ~ンで全文載せるワケにはいきませんが...(^^;)ハハハ。
その内容は大学入学とともに上京し、一人暮らしを始めてからなぜか同居していた頃より素直に親父殿とコミュニケーションがとれるようになった頃に、親父殿がふと口にしたフレーズが根幹になっていた。<親父殿はもうすっかり忘れてるからもしれませんが...(^^;)ハハハ。
「よき男であるには3つの条件を合わせ持つ必要がある。『良き父親』であること。『良き夫』であること。『良き社会人』であること。」
これは、役割に紐付く言い方であり、パーソナリティーはその共通の基盤に位置するものではあるが、父の言葉に『自分』という立ち位置は無い。
そんな事よりまずは『自分』だろうと思っているつもりだったボクとしては、演習で出てきたアウトプットの中に自分優先の考えよりもこの父の言葉に紐付くことが多かったことに驚いた。
まだ父親ではないンで『良き父親』としての部分は無いが、ボクの優先順位の一番は『良き夫』であることであり、『良き社会人』であることはその次なのだ。
「結婚したンだから妻を愛し、慈しむのは当然だ」とただ考えているのと、こうやって改めて自分の考えを自分が書いた文章として客観的に見るのとではそのインパクトはかなりのもんだ。
そぉ~なのだ。ボクが一番優先すべきは相方さんなのだ。
この事に気付いて以来、それまで家事の手伝いもなんとなく義務的な意識でやっていたところもあったが、素直にサポートするようになった。<小さいことではあるが(笑)
価値観に根付いた行動は自然と身体が動き、自然と相方さんを慈しむことができる。
とは言っても、相方さんからすればまだまだぢゃっ!と思うでしょうが、その辺は徐々に徐々に...(^^;)ハハハ。
と、こんなふうに自分の行動の礎というか、自分は何に基づいて行動しているのか?ということをハッキリ認識してみるのに、このワークブックは役立つと思います。