旅行から帰るなり、昨日今日と金沢は強風豪雨で引きこもりの日々でございます...。
さてさて、2泊3日の京の旅の初日ですが、この日は東山方面をウロウロ。
ボク自身は中学、高校と修学旅行は京都・奈良で、なおかつどちらも見学コースは全く同じという悲しい経験を持ち合わしているんで、有名所はとりあえず拝観済みで、ちっと捻ったところに臨みたいところ。
だが、正直残っている写真で行ったことになっているものの、ほとんど記憶に無い。
修学旅行の思い出で残っているのは、当時田舎にはなかったシェーキーズの『ピザ食べ放題』という夢のようなメニューに飛びついて、馬車馬のよぉ〜にガッついてピザを食べまくり、その日の夕食がほとんど喉を通らなかったことくらいである。
ちなみに、うちの相方さんは初めての京都。やはり有名所を観るのッ!と喧しいので、今回はうちの相方さんが行きたいところを優先し、所々ボクの意見を入れてもらうという行程と相成った。
初日のコースは、
- 京都タワーホテル
- 蓮華王院三十三間堂
- (昼食)よしむら清水庵
- 清水寺
- 南禅寺
- 京都タワーホテル
- (夕食)花たぬき
雷鳥さんに揺られて金沢から2時間ちょい。京都駅着後、荷物を京都タワーホテルに預けてさっそく東山方面へ!
平日にも関わらず、昼前の駅前バスターミナルは激混み。
さすが、国内一の観光スポットである。
バスターミナルでは1日バス乗り放題のパスポートが500円で売っている。倹約家のうちの相方さんが飛びついたが、よくよく当日の行程を考えた方がいい。
だいたい、市内の有名所であれば片道230円でどこでも行くことが出来る。ということは、バスに3回以上乗るのであれば元が取れるのだが、途中歩いたりしながらだと結局3回も乗らなかったという羽目に陥ることになる。我が家がそぉ〜であった…(^^;)ハハハ。
京都駅からバスに乗り、まずは蓮華王院三十三間堂へ!
仏像がズラッと並ぶ光景は壮観だし、個人的には面白いと思うこの三十三間堂、なぜうちの相方さんがここを選んだのかわからなかったが、実はうちの相方さん、密かに仏像に興味津々だったらしい(笑)
この手の館内に仏像が設置されているところは写真撮影禁止なのが残念なところ。
イケ仏、イケ仏とイケ仏を物色しながら進むうちの相方さん。
ちょうど拝観したらお昼時となったんで、清水寺に歩いて向かいがてら三年坂のおそば屋さん『よしむら清水庵』へ。
よしむら 清水庵 店舗紹介/京都東山の清水寺近くの蕎麦のお店。
よしむら清水庵
店内奥に通されると、全面開放で東山の涼しい空気が流れ込むとても涼やかな空間が。
冒頭の写真の通り目の前には東山の光景が広がる中、十割そばの天ぷら御膳をいただきました。
十割なのに清涼感溢れるそばの食感と、めんつゆがなんともいえず醤油と出汁の割合がよく、よかあんばいでございました。
食欲を満たした後は、京都No.1の観光スポット清水寺へ!
さすがにNo.1だけあって、山門くぐる前の門前通りから大混雑。竹下通りばりに修学旅行の修ちゃんどもが闊歩しております。
山門前でも記念撮影待ちでウヨウヨ…(^^;)ハハハ。
しかし、清水の舞台はさすがにスペクタクルっ!!!
上から見ても下から見上げてもその壮観な木造建築に圧倒されます。
境内の中で涼をとりつつ、すっかり汗も引いた我が家は三年坂、二年坂を下って南禅寺へ。
京都五山よりも上位に置かれたという南禅寺。その山門は登ることが出来るらしく、先日の金沢城二の丸の櫓に登ってハァ〜ハァ〜した我が家は、南禅寺の山門にも登ってみた。
バカはとりあえず上がれるところがあれば上がりたくなる性分なのである。
ここもほぼ直角バリな急階段を上っていくと、そこに広がる京の景色。
山門の展望はグルリと一周でき、裏側に行くとみなさん座り込んで涼んでいらっしゃいます。ホント山の風は涼しく、ここでもちっと一休み。
また、南禅寺の境内にはなぜか明治時代に作られた疎水橋が通っており、古代ローマの水道橋を模して造られたということでして。
同級生曰く、前に船越英二の2時間サスペンスもんでここで殺人事件があったっ!?というとりました…(^^;)ハハハ。
なかなか造られた自然の境内を走る水路閣は味わい深いモンがありました。
惜しむらくはまだ紅葉のシーズンには一足早く、もみじはまだまだ青々としておりました。
初日の昼間の散策はこれくらいにして、夜はせっかく京都タワーにいるンで日が暮れてから展望台へ。
夜景はそれなりに綺麗なんですが、どの辺にどの神社仏閣があるかわからないんで、昼間のほぉ〜が、望遠鏡覗いて探すには楽しめそぉ〜だった感じ(笑)
館内ではなんか怖い舞妓さんが迎えてくれます(笑)
夕食は三嶋亭に電話したモノの今日は予約でいっぱいとのことなので、明日の楽しみにして、近場で知ってるお好み焼き屋さんへ。
ぐるなび - 花たぬき 京都駅西店
花たぬき 京都駅西店
ここは、以前開発のメンバーに連れてきてもらったことがアリ、大学時代から通っていたということでなかなか美味しいお好み焼きがいただけます。
お好み焼きというよりもべた焼っていったほぉ〜がいいのかな。
広島風みたいに薄いクレープ状の生地にキャベツやら葱やらがどっさりと盛られています。
この日たのんだのは、豚べた焼きに油かすをトッピングしたモノと特製たぬき焼。
べた焼きはあまりゴテゴテトッピングせずにシンプルにした方が食べやすく、べた焼きの味わいがわかりやすいと思います。
そんなこんなの初日でございましたが、いやぁ〜思いがけず歩いた歩いた。
これでも、うちの相方さんはまだ歩き足りないと普段のヘタれ具合はどこへやら、やはり女子は旅行に出かけると強くなるのであります。
翌日以降も歩け歩けが続きます…(^^;)ハハハ。