年に二回の贅沢日!
ボーナス出たんで肉っ!肉っ!!肉っ!!!とボク以上に肉食なうちの相方さんのご要望にお応えして、いつもと違うちょっと高めの焼き肉屋さんに行ってみた。
なんと今月に入って早々から週末は雪雪雪で潰れてたんで、3週間ぶりのデートなのであるっ!ムフゥ〜ッ!!!
11月にエムザ裏のスタジオ通り沿いに出来た『牛や 榮太郞』。
もともと野町の方にあった榮太郞の二号店なんだろうか。
看板にもある通り『能登牛』押しの焼き肉屋さんである。
出来たばかりなんでまだまだ小綺麗な店内。
個室に通されメニューを吟味する二人。
今回は豪勢にいきましょかっ!とうちの相方さんのお財布のヒモが緩んでたんで、こいつぁ〜堪能できますなぁ〜と宴会メニューをオーダーするものの、お昼はやっていないという......。
ここでまず最初のつまずき。というか後で書く。
まず席に案内してからメニューの説明がいっさいないのだ。
説明が無い以上、テーブルに用意されているメニューはあるもんだと客は思うと思うのだが...。
とりあえず、『しまちょう』単品と『本日の特選盛り』をオーダー。
しばらく待つとまずはしまちょうとごはんが来る。
しまちょうを焼初めてからなにか足らないことに気付く。
タレを入れる小皿と箸がない…(^^;)ハハハ。
ここで二つ目のつまずき。
とりあえずあ゛っ!?という間にしまちょうはお腹に収まり、その後待てど暮らせどメインがやってこない。
焼肉屋でお肉が出てくるまでに30分も待たされたのは初めてだ。
ご飯もカピカピになってきたがなっ!?!?
そしてよぉ〜やくでてきた『本日の特選盛り』。
上ミスジ、上ロース、上カルビにメニューにある上タン塩は無く、かわりにホソとウィンナー。
まず、メニューと違うことの説明もなにも無いのである。
いい加減イライラしてきて店員さんに聞くと、本来の値段よりも高めの食材でお出ししておりますという。
......。ほぼ同じ内容の盛り合わせで千円安いものがあるのである。
ホントかどうかそもそもがわからないので初めての客は判断できない。
とはいえ、お肉はそれなりに美味しい。
ただ、能登牛というものの肉質なのか、サシが入ってジューシーにも関わらず、食感は赤身に近いモノがある。
そういうモノかと思って食べると美味しいのかもしれない。
が、お店に入ってからいちいち気になる点が多すぎて、ホントかいっ!?と思ってしまうのだ。
メニューを見ても宴会セットや単品メニューはほぼ『能登牛のなになに』と書かれているが、盛り合わせセットメニューのところには『黒毛和牛』という文字しかない。
写真を見比べても同じに見えるものの、なんか騙されてる感が否めない。
なにより今回非常に残念で気分が悪かったのは接客のレベル感である。
11月にオープンしてもう一か月以上経っているわけだ。
にも関わらず、従業員の接客が酷すぎる。
まず第一に、メニュー内容に違いがあるならば案内をした際に本日のメニューをちゃんと説明するべき。本日一番酷かったのがこの部分である。
最初、宴会メニューをオーダーしたところ、宴会メニューは夜しかやっておらず、そのほかのメニューはランチタイムでも大丈夫ということだった。
なので、盛り合わせメニューを頼んだら、さきほどとは別の店員さんがオーダーを聞きに来ていて、今度はランチタイムはランチメニューしかやっていないという…(^^;)ハハハ。
イヤイヤさっきの人と言っていることが違う!と言ったら奥に行って聞き直すという始末......。店員が全くお店の商いというものをわかっていない。
第二に、肝心のお箸やお皿といった食器類を出し忘れていて、料理を持ってきたのにも関わらずその状況に気付いていないというのは、なにもお客さんへのおもてなしという観点が全く感じられない。個室に分かれた客へのケアという視点が全くないのだろう。
第三になにを相談していたのか知らないが、焼肉出すのに30分かかるというのはいくらなんでも遅すぎやしないか?あと5分待ってこなかったら帰るところだった。
第四にオーダーしたメニューと内容が変わるのであれば、ちゃんと説明をするべきである。お客さんが戸惑いながら食べるなんてありえない。
正直、金澤に来ていろんなお店に行き、どこもたいてい都内よりも心地よいホスピタリティで、気持ちよく食事できていたんで、このお店の酷さはショックである。
お肉はほどほどなんで、もう少し接客というモノを考え直した方がいいのではないだろうか。
この程度の接客では客単価はいまの半額くらいが妥当なところだと思う。
そんなこんなで、せっかくの年に二回の贅沢日だったのに、今年の冬は残念な感じでございました…(^^;)ハハハ。