ということで、今回は真面目に年末にかけて一部文房具マニア、手帳マニアの中で賑々しかったグリーティングライフのモーメントダイアリーについてのエントリー。
12月はけっこう品薄になっちゃってたみたいですが、その後どうなんだろ?
ちなみに先月、先々月とモーメントダイアリーについてはこんなエントリーをアップしてました。
ある日ふと気付くとマツコの番組の影響でアクセス増加にビックリしましたが、その後も相変わらず検索に引っかかって、この2エントリーにアクセスしていただいてます。
ということで、新年も明けてこの一週間おろしたてのモーメントダイアリーを使用してみて気付いた点などをあれこれ。
モーメントダイアリーのセットアップ
まず画像の通り、当初はほぼ日手帳カズンのカバーを使おうと思ってましたが、なんか妙にデカく感じたンで、文房具箱を発掘したらASHFORDのダークブラウンの手帳カバーを発掘したんで、これを使用。
筆記具はお約束の通り、新年はPARKER縛りで多機能ペンと万年筆をそれぞれ刺してます。
手帳カバー左側にモーメントダイアリー2015を。荷物になるときはこれだけ取り出して持ち歩きます。ちなみにモーメントダイアリーに附属のカバーにペンホルダーが付いてるんで、そこにはボールペン+シャープペンの多機能ペン。
右側に結局薄くて万年筆で書きやすいと言うことでツバメノートにしときました。これもうちの文房具箱からの発掘品(笑)
手帳カバーのペンホルダーには万年筆を刺してノートの書き込み用に使います。
モーメントダイアリーの使い勝手
まだ一週間なんで、使い方が固まっているわけではなく、まぁ〜こんな感じで使えればいぃ〜んじゃないかなぁ〜というレベルですが、いまんとこボクが思ってるのはこんな感じ。
手帳なんで、スケジュール管理としての使い方がメインだろうし、特にモーメントダイアリーの押しとしては、年間・月間・週間スケジュールが俯瞰できるってとこが強調されてますが、それだけではもったいないと思ってるところです。
スケジュールはもちろん、そのスケジュールも年間・月間・週間で粒度を変えながら管理しつつも、タスク管理と合わせて、GTD的な使い方というか、別にGTDのシステムを構築している人にはその入力元として、アナログという記入の機動性を活かした使い方ができるのでは?
というところに、モーメントダイアリーの可能性を見出しつつあります。
例えばこんな感じ。
月次レビューの中でまずは左側の月間スケジュールを記載します。
ここはあまり粒度を高めてしまうと週間スケジュールとの二重管理になってしまい、二度手間以外の何モノでも無くなっちゃうんで、粒度を荒く、当該月の動きがわかる程度の記載とその期間を引くくらいに止めておいた方が賢明かと。
正直まだその辺の匙加減が確立できてませんが…(^^;)ハハハ。
週次レビューを繰り返しながら、月間スケジュールを参照しつつ、細かな具体的な予定や日々の作業ログを右側の週間スケジュールに落としていきます。
この使い方はまさにモーメントダイアリーの想定内の使い方かと。
意外とイケそうだと思ったのがタスク管理面。
画像で言うところの月間スケジュールをめくるとタスク一覧のページが出てきます。
そこに、週間スケジュールや真ん中のページのメモを参照しながら具体的なタスクと期限を落とし込んでいきます。
週が変わってもこのタスク一覧は一月使い続けることになるんで、月次レビュー単位で棚卸しが必要になります。
もちろん、週間スケジュールとその週のメモは毎週めくられて4週分繰り返すことになるんで、週次レビュー毎にタスク結果のチェックやタスクの追加変更を実施することになります。
スケジュール管理、タスク管理をアナログ一本でやりたいという人は、このモーメントダイアリーで一通りGTD的な使い方ができそうな気がします。
ボクの場合は最終的には全部デジタルで管理したいんで、モーメントダイアリーの情報はあくまで元ネタ+いちおうのバックアップという認識です。
なので、モーメントダイアリーでざっくり月次レビュー、週次レビューをしながら、スケジュールはGoogleカレンダー、タスク管理はOmni Focusに入力して管理するというやり方になります。
これはこれで二度手間なんで、どちらに時間をかけるかというところで強弱つける必要があります。
モーメントダイアリーの改善点
一週間持ち歩いて、普通に使っているだけでもいくつか気になる点が出てきました。
フォーマットそのものは以外と使えそう!という気になったものの、主に作りの面でまだまだ改善点があると思います。
まずは綴じ手帳ならではの問題。
背が綴じられているんで、ペタッと180度開きません。でもこれはほぼ日手帳とかでは出来ている話なんで、綴じ手帳だからと言って出来ないわけではないはず。
特に1月、2月といった年の初めや、11月、12月といった年の終わりは机において書き辛いので、これは来年度版は検討してもらいたいなぁ〜と。
2点目は、マンスリー部分の折返し部分問題。
モーメントダイアリーの紙はしっかりしているようでしてない感じ。なので、製本時に折り込まれている折り目も毎日使っている間に、急いで畳んだりすると違ったところで折れ曲がることになります。
多分、モーメントダイアリーのフォーマットの特性上、この月間スケジュールの部分は裏返すとタスク管理ページなんで、結構な頻度で毎日開いたり、畳んだりを繰り替えすはず。
なので、もう少し固めの紙質で折り目をしっかりつけさせるとかの改善が必要かも。
3点目はこれはメーカー側も予め把握しているようですが、案の定急いで綴じたりしていると折り返した月間スケジュールのページが綴じ部分でめくれて、へんな折り目が付くことになります。これは2点目の改善点と同様の対策が必要かも。
メーカー側はこの折り込み部分の折り目防止のために、厚紙を挟んでくださいとしています。
でもこのしおり代わりの厚紙って、手帳に記入するときに正直邪魔なんすよ…(^^;)ハハハ。
一週間使ってみての結論
思っていた以上にこのモーメントダイアリーのフォーマットは目から鱗というか、使い勝手あるモンだと思います。
コレひとつでGTDもこなせそうな気もするし。
やはり月次レビュー&週次レビューがやりやすいというところがGTDやってる人には向いていると思います。
また、使い続けているうちに他の良い面も出てきそうな期待感もありますし(笑)
ただ、改善点にも書いた通り『手帳の作り』という面ではまだまだ。
多少コストがかかっても改善して欲しいです。特に織り込みページはこのフォーマットの場合思っている以上に毎日開いたり畳んだりするんで、も少し耐性を考えるべきかと。
そんなこんなのモーメントライフ、やっぱりこれオススメです!(笑)