どうも一昨日から鼻骨がイタい...。
妙な打撲感があり、鼻をかむたびに鈍痛が迸るのである...。
これは寝ている間にうちの相方さんに裏拳やられたなっ!?と疑っているのだが、うちの相方さんは、
♀『そんなことあるワケ無いぢゃぁ〜ン!自分でやったんぢゃない?』
と取り付く島もない......。
そんなやりとりをしていて思ったのである。
人間、意識化での行動は問題であるが、無意識下での行動はさらに問題であると...。
我が家は同棲以来常にひとつのベッドを共に寝ている。
寝るときすら一緒に寝室に向かう。
眠いからといって、1人で寝室に入るとうちの相方さんに怒られるのである。
自分が眠いときはせっせと1人で寝に行ってしまうのに...。
それほど、自ら公言して憚らないほどいまだにラブラブである。
そんなボクとうちの相方さんではあるが、実は夜な夜な領土紛争を繰り広げているのである。
ベッドのポジションはベッドに仰向けに寝て、左半分がボクの領土。右側半分がうちの相方さんの領土である。
これは同棲当初からの不文律である。
まだ意識化にあるとき、ボクはうちの相方さんに腕枕をし、お互い横に半身で向き合って寝る。
寝入りそうな頃合いで腕枕は外され、お互い眠りやすい体勢をとるのである。
ここからが、戦闘開始である。先に寝入ったモン勝ち。少しでも遅れるとお互い相手の領土侵犯に悩まされ、なかなか寝付けない事態に陥るのである。
ボクは暑がり&寒がりである。
暑い時期はそれほど侵犯行為を働いていないと思われるが、寒くなるとうちの相方さんの領土に侵犯する。
12月以降にもなると足がとてつもなく冷え上がる。
なぜかというと、お風呂を出てからは靴下とかスリッパとか履くのがキライなのだ。
だから冬だといってもお風呂上がり以降はずっと裸足で過ごすことになる。
なので、寝る頃合いには足先が冷え上がってなかなか暖まらない。
すると、人肌を求めてボクの足は暖を取るべく相方さんの足に向かうのである。
ボクの領土侵犯は下半身先行型なのである。
上半身は自分の領土に置きながらも、足先を中心とする下半身はどんどんうちの相方さんの領域を侵していく。
また、ボクはよく夢で戦っているらしい。
覚えている夢の中でも怪獣にはじまり、宇宙人、嫌いな上司、ヤンキーからよくわからない不定型なアメーバみたいなモノまで様々な相手と夢の中で戦いを繰り広げている。
その時に対戦相手めがけてキックしているようなのだ。
当然無意識下なので、ボクは覚えていないが夢と同時に相方さんの足に向かってキックが打ち込まれているようなのだ。
実際に何度かアザをみせられて、平謝りをしたことが何度もある。
逆にうちの相方さんは上半身先行型の領土侵犯である。
うちの相方さんは、腕枕を解いた後はたいていボクの逆方向を向いて寝入った後、しばらくして仰向け状態になる。
その際になぜか左肘をクイッと直角に突き出し、ボクの顔の横寸前くらいのところにエルボーを繰り出すのである。
何度冷や汗をかいたことか...(^^;)ハハハ。
肘を張ったまま寝入る彼女の攻撃第二弾は、張った肘を伸ばすときに炸裂する。
そのまま肘を伸ばすと裏拳が炸裂するのである。
ボクのキックもたいがいだが、彼女のエルボーや裏拳もたいがいである......。
このように無意識下において我が家ではお互いに領土侵犯が繰り広げられ、知らず知らずのうちにお互い傷痍軍人と化しているのである。
コレに加えて、寒い北陸の冬ではあらたに領空侵犯が加えられるようになった。
掛け布団の取り合い合戦である...(^^;)ハハハ。
ボクは寒がりなので布団を身体に巻き込んで蓑虫状態で寝ることに至上の喜びを感じるモノである。あきらかに子宮回帰願望だ。
うちの相方さんは、ベッド上をグルグル回転するにあたって、あまり気を遣って自分の身体だけ回転させるというような器用さを持ち合わせていない。
なので身体が回転すると布団もそれに合わせて持って行かれてしまうのだ。
当然のことながら、そのまま持って行かれてはボクは凍え死ぬことになるので、ボクはボクなりに布団を巻き込んで蓑虫状態を作り上げる。
すると彼女は体重差故になかなか布団を取り戻せず、寒い寒いとボクを揺り起こすことになる。
領空侵犯は今のところボクに分があるようではあるが、フト目を覚ましたときに掛け布団を制覇していることに気付いたときには、優しくうちの相方さんに掛け布団を掛けてやる優しさはまだまだ持ち合わせているのである(笑)
今思うと同棲開始から最初のマンションのころは、ボクが独身時代に使っていたセミダブルに二人して寝ていたはずなのであるが、当時はどうやって寝ていたのであろうか?
今のダブルでさえこの紛争状態なのに...(^^;)ハハハ。