年末年始ですっかり引きこもり生活に馴染んだ我が家。
それを可能にしたのが巷のネットサービスなのだ!というご紹介を先日アップしたばかりである。
ここで紹介したサービスのなかでも、以外にボクがハマったのがSONYの『Music Unlimited』。
これがなにやら心ざわつかせる情報がメールで飛び込んできたのだっ!?
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「Music Unlimited」サービス終了のお知らせ
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本メールは重要なお知らせとなりますため、
「配信メールの設定」を「希望しない」と設定されているお客様にもお送りしています。平素よりソニーのネットワークサービスをご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
このたび、グローバルでのサービス提供形態の変更※1に伴い、クラウドベースの
定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」は2015年3月29日をもって終了いたします。
サービス終了後は、プリインストールされている機器やモバイルアプリケーションを含む、
全ての機器上において本サービスがご利用いただけなくなります※2。2015年2月27日時点でサービスをご利用いただいているお客様には、
サービス終了日まで自動更新による新たな課金を行うことなくサービスを
提供いたします。
これに伴い、サービス加入手続きは2月27日をもって終了させていただきます。
ってか、ヲイヲイ!?である。
このメール配信当日、ネット上でも本件に関する情報が飛び交った。
上記2本のエントリーはともにMusic Unlimited終了に関するエントリーである。
しかし、この2本の記事のタイトルを見てボクはつくづく感心したのである。
タイトルをパッと見たとき、まるで受け手の心持ち(特に既存ユーザ)が異なる。
伝えたいことはほぼ同じであるにも関わらず、どこに重きを置くかでまったく違った印象を与える記事に仕上がるモンだなぁ〜と。
上のネタフルさんのエントリーだとこのタイトルをみて、非常に前向きな印象を持たされる。
なんたってSONYがあのいつまで経っても国内展開できていないSpotifyと提携して、Music UnlimitedからPlayStation Musicに看板変えてSpotifyの国内展開が開始されんのっ??マジ?マジ??ともしボクが前出のメールを見ていなかったら、ハァ〜ハァ〜モンである。
下のAVWatchのエントリーだとまずMusic Unlimited終了が目に入ってくるため、既存ユーザとしては不安感が煽られるだろう。どうする?どうする?どうすんの?ソニー??
という感じである。
しかしどちらのエントリーも最後までちゃんと読めば解るのだが、最後の最後で肝心なことが書かれている。
あのSpotify!と読者に期待を持たせながらも、サービス開始されるのは日本以外なのだ。
国内でのPlayStationMusicの展開は全く未定なのである。
しかもこのPlayStation MusicはPlayStation 3とPlayStation 4、Xperiaスマートフォン/タブレットが対象、つまりSony製のデバイスしか対象になさげなニュースリリースなのである。
Music UnlimitedだったらiOSだろうがAndroidだろうがアプリで対応していたのに、そこまでの記載は無い。
ということは現状Sony製のデバイスなんか持ってないし、今後も買いたくないボクとしてはサービス利用対象外なのっ???
SonyがSpotify囲っちゃって、そんなんで国内展開できたとしても、誰も喜ばないじゃんっ!!!
とそらぁ〜もぉ〜またいつものSonyの戦略ミスかと思わざるを得ないのが今回のニュースリリースの本論なはずなのだが......。
書き手が情報の方向性を誘導するのってこれに限った話ではないが、情報を発信するのって難しいなぁ〜と思った件なのでありました。