先週久々の都入りで、打ち合わせ終了後かなりの大腹が空いていたので、これまた久々にせっかくだからと近くの新橋二郎に行ってみた。
ここ金沢にも二郎リスペクト系といわれるお店はある。
が、リスペクト系でも都内であれば美味しいところもあるが、こちらのリスペクト系だとちっとな部分がままならないのである。
これはまた直系の二郎を喰いてぇ〜なぁ〜と思っていたのだ。
直系というとまずは三田の総本山。
といってもここは一度しか入ったことがない。数度足を運んだのは池袋二郎である。
一番足を運んだのは、直系というよりも分派、王子神谷の富士丸系列の富士丸板橋南町店。
要町時代の家の近くにあり、直系とはちょっと違う平打麵みたいな縮れ麺とちょっと甘みのあるスープが直系二郎よりもボク好みだった。
しかし、残念なことに要町を離れて以降、板橋南町店は閉店になったらしい。
ということで、ご参考までにラーメン二郎のあれこれはこちらをご参照くださいませ。
さてさて、久々の二郎である。
新橋店を入ると、やはりお土地柄か40台〜50台前半くらいのサラリーマンがほとんど。
ってか、みんなバイタリティーあるよなぁ〜と。
なぜなら、ボクはここ数年二郎を完食できたためしがないのである...(^^;)ハハハ。
いくら旺盛な食欲も寄る年波には勝てないのだ。
券売機でらーめんと出汁入り玉子を購入してカウンターで待つこと10分。
『ニンニクいれますかっ?』と店員さんの二郎コミュニケーション。
正直、ボクはすっかり気を抜いていた。
この二郎での『ニンニクコミュニケーション』をすっかり忘れていたのである(笑)
一瞬店員さんが言っていることの意味が理解できず、奇妙な間を経てなんとか過去の記憶にたどりついた。
♂『えぇ〜っと脂増しで』
よぉ〜やくご対面である。
白く濁った醤油豚骨スープにゴツゴツのチャーシュー、麺の上にデンッと盛られたキャベツともやし。その上に脂増しの背脂。
久々に目の前にしたこの暴力的な盛りつけに感激も一入である。
それと出汁入り玉子。
先ほどの富士丸板橋南町店では生玉子が無料でカウンターの上に置かれていたんで、よく溶き卵に麵を付けて食していたのだ。
富士丸だと甘みのあるスープなんで、生玉子に麵を絡ませるとすき焼きっぽい味わいになり、口直しにちょうどよかった記憶がある。
ここ新橋店は無料ではないが、当時を思い起こしてすき焼き風に。
やはり、こちらのリスペクト系とは違う深みのある二郎である。
うましうましと喜び勇んで食べ始めたが、案の定2/3を越えた当たりでピタッと箸が止まった。
やはり、いくら美味しくても寄る年波には勝てないのである......(^^;)ハハハ。
でも、気軽に食べられるところに二郎が欲しいとおもう今日この頃なのであった。