うちの相方さんは、外食して料理やスイーツなど一度食すと『これならうちでも作れるっ!』とわざわざ外で食べるよりもうちでということが多々ある。
このサムギョプサルもそんなおうちメニューに加わったものの一つである。
ボクらは結婚後池袋周辺を生活圏としていたんで、一時期大久保の韓国街にハマった時期があった。
そこで、いろんな韓国料理を食べ歩いていたときにボクは初めてこの『サムギョプサル』という料理に出会ったのである。
焼肉といえば、牛肉!!!豚肉なんぞ肉炒めぢゃっ!!!という偏見に充ち満ちていたボクをこのサムギョプサルは見事なまでに打ち砕いてくれたのである。
鉄板に並べられるバラ肉。それもスライスではなく肉厚のバラ肉。
バラ肉が焼かれて出てくる脂で炒められるキムチやジャガイモ。
はさみで肉を切るという焼肉的演出とともに一口サイズに解体されていくバラ肉という、目の前の鉄板の上の来し方行く末にボクは居ても足っても居られず、も゛ぉ〜いつになったら喰えンのよっ!!!とドッグフードを前に『待て』をされているときのうちの小春さんのように瞳孔は開き、口元は緩み、緩んだ口元からは涎が垂れ無しというスペクタクルを味わったのである。
人間、最初の印象というものは深くトラウマとして刻まれるもので、以来サムギョプサルと聞くとたまらない喰いモンとして涎が出てくるのである。
そんなサムギョプサルを金沢に来て初めて先日やってみた。
食材は
- 豚のバラ肉ブロック
- キムチ
- エリンギ
- ジャガイモ
- グリーンリーフ
- 塩、胡椒、ごま油
- サムジャン
基本、サムジャンとキムチさえあれば味付けはなんとかなるのがサムギョプサル。
他に食べたいものがあれば、追加してもかまわない。
豚バラブロックを1.5cmくらいに切ってホットプレートに。
ジャガイモは焼けるまで時間がかかるんで早めに入れときます。
なんか知らんがうちの相方さんはジャガイモをやたらと薄く小さく切っちゃいます。
♂『も少しでかいほぉ〜が美味しぃと思うんだけど?』といったら、
♀『どうせ巻くんだから小さい方がいいでしょっ!』とのこと。
なるほど、いちおう考えてのことなのね(笑)
バラ肉の塊が両面焼き上がりそぉ〜になったら、キムチとエリンギを投入!
このキムチが入るともぉ〜鼻腔からお腹が刺激されて、たまらん状態になってきます。
エリンギに火が通ったか?辺りで、バラ肉の塊をはさみで切り刻みます。
んで、ちょっと全体をひっくり返してお召し上がれっ!!!
以前、スーパーにサムジャンが置いて無く、かわりにコチュジャンでやってみたものの、思いの外コクが全く感じられず。
サムギョプサルをするときは、なんとかサムジャンをみっけてください(笑)
なにげにサムジャン無しで、塩胡椒をいれたごま油タレだけでもボクは好きだったりします。
バラ肉なんで脂がものすごい出てきますが、流していくんでいがいとサンチュもしくはグリーンリーフに巻いて食べているとあっさりとイケてしまいます。
是非ともご家庭のホットプレートで週末はサムギョプサルを!!!(笑)
とりあえず、四ヶ月連続更新というところまでは続いたんで、今月からは日曜日はお休み日とすることにしました。
ので、また来週!(笑)