今の職場は近江町市場のすぐ近くなんで、基本的に食べる場所には事欠かないのであります。
が、迷路のような武蔵界隈の路地裏にはコレはまたぽつんぽつんとお食事処が点在しており、最近は路地裏界隈のウマいお店を開拓中なのです。
そんな安江町の路地裏の一角にあるお店をご紹介!
うちの職場の口の悪いオジサンに連れられていった、彼曰く『デブ定食』のお店がここ、『割鮮 之』さん。
夜は居酒屋、お昼はランチ営業のお店。
ちなみにランチは『日替わり定食』一択のみ!
ほかに選択の余地はございません。
その日その日の献立は女将さんが知るのみなのです(笑)
お店の中は、気さくな女将さんとおしゃべりしながら飲めるカウンターがメインで、反対側に掘りごたつ式のテーブルが三脚ほど。
お店の中は広く感じるモノの、席数は少なめな感じです。
お店に入ると、特に注文することはありません。
日替わりしかないんで(笑)
黙って空いている席に着くのです。
この日の日替わり定食はこちら!
うちのオッチャンがデブ定、デブ定いうほどデブ向きではないと思うんだけど...(^^;)ハハハ。
まずは鶏の唐揚げ。女将さん曰く、この日はいつもの唐揚げと味が違うとのこと。
いつものヤツを知らないんで、違いがわかりませんが(笑)
鶏肉をちょっと醤油漬けしてんのかなぁ〜お肉に味がついている感じ。
ジューシーなモモ肉を使っているんで、ボク的には好きな唐揚げです。
も一つが、こぞくらの味噌焼。
最初、『こぞくら』ってなんね?と思い、女将さんに聞いたところ、こぞくらはふくらぎの子供とのこと。
しかし、関東モンのボクには解らず、『ふくらぎ』ってなんね??と女将さんに聞くと、ふくらぎが成長するとブリになるとのこと。
なぁ〜るほどぉ
金沢では成長するに従い、コゾクラ→フクラギ→ガンド→ブリと言うのだそうです。
ちなみに、関東ではワカシ→イナダ→ワカサ→ブリ。
関西では、ヤズ→ツバス→ハマチ→ブリとのこと。
でも、関東でもイナダからは後はいうけど、その前のワカシとか聞いたこと無いなぁ〜。
ちなみにこの『こぞくら』、今が旬で近江町でも出まくりやがりまくっているそぉ〜なんですが、冬には脂を蓄えて立派に成長するブリも、こぞくらと呼ばれる時点では脂がのってないンで、金沢の人は脂がのってないんであまり食べないらしぃ〜です。
北陸人のブリ好きはあの脂がのっているからこそなんだそぉ〜で(笑)
でも、ボク的にはこの味噌でしまった感じの味わい好きですけどねぇ〜。
女将さんも今の時期安いからこぞくら出しても評判よくないんで、あの手この手でこぞくらを美味しく食べてもらうレシピを研究してるんだそぉ〜です(笑)
基本は煮付けとかみたい。
その他諸々の手抜きありません。
特に大根の煮付けはサイコー!でした。
前にも書いたよぉ〜な気がすんですが、金沢の醤油の使い方がボク的にはちょうど良いンです。
関西風ほど出汁味でもなく、関東風ほど醤油味でもなく、そのちょうどいいバランスの味付けが金沢なんですよねぇ〜。
この大根の煮付けの煮汁も醤油と出汁と唐辛子のバランスが絶妙でした。
思わず、大根無くなった後に煮汁を飲んだほど(笑)
ちなみにこちらは別の日の『デブ定』(笑)
鶏の手羽元の煮付けと八宝菜。
トロトロに煮込んだ手羽元はお箸でもお肉が取り分けられるほど。
こちらも満足!
これに、珈琲もついてるンで、絶対お得な日替わり定食なのでございます。
お昼のローテーションに加えることといたします(笑)