生まれ落ちてから『8番らーめん』の呪縛により、金沢人の舌の記憶には『なんでやろ?8番』が深く刻み込まれており、なかなか8番以外のラーメン文化が根付かない金沢ですが、ここ『塩逸品五代目けいすけ』さんは繁華街でも頑張っている数少ない全国区でもあるラーメン屋さん。
『けいすけ』というラーメン屋さんの形態は、チェーンとは言ってもお店お店でラーメンの種類が異なる店展開。
ここ『五代目けいすけ』は『塩逸品』の通り、塩らーめん勝負のお店なのです!
場所は金沢駅東口を出てすぐ左側のフォーラス6F。
店内は中央の柱をぐるっと囲むカウンター部に、右側にテーブル席、正面奥には個室っぽくなる区切られたテーブル席と、ラーメン屋さんにしては小綺麗な作りです(笑)
メニューにはまずはセット。女性客を意識したよぉ〜な店内の作りなんでセットにもハーフセットが充実。
そして、塩逸品だけにスープは塩のみッ!
いわゆる塩らーめんの透き通ったスープの『琥珀』と白濁こってりの『白湯』の2種類のスープから選びましょ。
琥珀、白湯以外には塩つけ麺と後結構充実のサイドメニュー。
ガッツリいきたい貴兄向けにご飯ものが充実です。
そしてなによりここ『五代目けいすけ』のらーめんの特徴がこれ!
でてきたラーメンにはこのよぉ〜に高いとんがり帽のよぉ〜な蓋をして出されます。
この蓋の中にはこのよぉ〜に『日替わりスモーク』が炊き込まれてくるのです。
この日は火曜日だったんで、ブナのスモーク。
蓋を開けるとブナのスモークが鼻腔を擽り、食欲を刺激するのです。
この仕掛けは他のお店ではお見かけしない特徴です。
一通りスモークが立ち籠めた後に現れる『白湯』。
具はトロトロ系のチャーシュー、ネギ、これも特徴の長い一本メンマ。
白湯スープはこの通り、ホント濃厚こってり(笑)
麵は細麺。琥珀は細麺でもいいと思うんだけど、白湯はスープにパンチが効いてるんでも少し太麺でもいぃ〜かなぁ〜。
こちらはカニ炒飯。にも関わらず、カニが目立たなくなるほどチャーシューがゴロゴロ入ってます...(^^)ハハハ。
この炒飯にも塩味を効かせているよぉ〜な感じ。
ラーメンのオマケじゃなくて一人前これを食べてもいぃ〜かなぁ〜と思える出来映えの炒飯です。
餃子は肉汁たっぷりの肉餃子。
セットで食べるとかなりの満腹感でございます。
最近はこの手の『塩といえばアッサリ』ではないコッテリ系の塩らーめんも増えているけど、この白湯は人によっては臭みが気になるかも?
それさえなければ結構いぃ〜線いってると思うンだけどなぁ〜。