我が家ではやよい軒といえば、特にこれが食べたいのっ!というものもなく、さらに街へ繰り出すほどの気分でもない時に、家の近くにあって無難であるからという理由だけで行く定食屋さんの位置付けであった。
うちの相方さんと暮らしてきた豊島区エリアでは要町でも池袋西口でも、最寄駅の近くには必ずやよい軒があり、週末のそんなダラダラしてる時に食べないと死んじゃうんで、仕方がなしに食べに行く、そんなお店だったのである。
そんな扱いをしていたにも関わらず、環境が変わり、日常に存在していたものが無くなるというのはそれはそれで、物足りないもんであり...(^^)ハハハ。
金沢に来てからは、たまにはやよい軒で食べてみたいなぁ〜なんて、身勝手な気持ちも募る想いなのであります(笑)
そんなやよい軒が、自転車でちっと頑張ればいけない距離ではないところにあるらしい!とうちの相方さん。
すかさず、自転車で20分ほど飛ばして行ってみたのでございます。
ディスプレイにはまごう事なきやよい軒の定食の数々!
嗚呼、懐かしや懐かしや。
都内での駅近のイメージとは程遠く、ここ金沢のやよい軒は郊外のファミレス並みのキャパシティ。
都内ではお一人様を中心に、若いカップルや、観光で池袋に押し寄せる中国人団体客といった変わり種くらいしか見かけなかったのが、金沢ではファミレス仕様の通りで、普通にファミリーチームだらけ。
お一人様はほとんど見かけず、週末のレストラン代わりにやよい軒か???
とちっと都内でのやよい軒の位置付けとはどぉ〜やら違うらしぃ〜金沢での受け捉え方に困惑しつつメニュー選びなのです。
夏場だったら、1シーズンに必ず一回は食していた、宮崎の冷汁定食を食べたかったものの、さすがにもぉ〜秋なんで冷汁は無く...(; ;)ハラリ。
でも、秋は秋らしくさんま定食が会ったンで、さんまと納豆!
以前はなかなか家で納豆を食べる機会がなかったんで、ご飯食べ放題のやよい軒では必ずサイドメニューに納豆は欠かせなかったのです(笑)
こちらが秋の新さんま。
やよい軒クオリティにしてはかなりの上出来です!
脂がしっかり載っていて、皮もパリパリ。
しっかりと香ばしく焼きあがったさんまの身はちまちま食べるよりも豪快に頭と背骨以外は小骨を気にせずにバリバリと食べられるほど。
かなり旨し!なさんまでした。
これって、港の近くで新鮮だからなのか?秋のシーズンだからなのか??
でも、都内のやよい軒でさんま食べてもこんなに脂ののったの食べた事ないからなぁ〜。やっぱりこれも金沢効果なんでしょか??
定食の付け合わせは肉茄子ピーマンの味噌炒め。
秋茄子が美味しゅぅ〜ございます。
そして、納豆!やよい軒で納豆は基本ですが、毎回頼むくせに気に入らないのが、タレが付いておらず、醤油をかけるしかないところ。
醤油でもイィ〜んだけど、どぉ〜しても味が強くなっちゃうんだよなぁ〜。
納豆のタレ付けてくんないかなぁ〜。
後、もう一つの我が家の基本はうちの相方さんとシェアして食べる玉子焼き。
ほんのちょっと甘めの味付けの玉子焼きに、醤油をたらして食べたり、醤油マヨネーズで食べたりと幸せになれる普通の一品です(笑)
金沢にきてからは初めてのやよい軒だったんで、おそらく1年半ぶりくらい。
イヤァ〜相変わらずの余計な仕事をしない、普通で中庸で失敗のない味。
これぞ安心して食べられるやよい軒!を久々に堪能いたしました(笑)