むしむしクソ暑い北陸の夏も終わり、ヨォ〜やく金沢で一番過ごし易い10月に。
夏が終わるまでどこにもブラブラする気が起きずにいたものの、季節がよろしぃ〜今日この頃、久々にぶらり旅なのでございます。
今回は、金沢市内の西。大野地区。
金沢市と一括りされても金沢市って以外と広いのです。
なので、日頃金沢に海があると言っても、市街地で生活しているとそんな潮の香りにも縁がなく、海ってなに?どこ??なのです。
なのでまずはバスで一気に西の端まで。
スタートはなんでそんな不便なところにあんの?とツッコみたくなるからくり記念館へ!
目次
からくり記念館は水曜定休要注意!?
武蔵、香林坊、片町といった繁華街からはバスだと45〜50分程度。
程度といってもそんだけ時間食うとなると結構同じ市内といっても遠足の距離です(笑)
行き着くところまで行くと目の前に、アールヌーボーっぽいガウディの中途半端なスケッチを図面に落としたかのような曲面に彩られた建物が。
これがからくり記念館なのでございます。
なにやらシーンと。
実は人気がないのかっ!?
と恐る恐る近づいてみるとなんとっ!?水曜日は休館日とのことっ!?!?
ここで結構時間潰すつもりだったのが、早くも予定が総崩れ...(^^)ハハハ。
今度は休館日ぢゃない日にちゃんと館内を見学したいと思います。
でも、空と海の青が綺麗だったからよしとするのです(笑)
大野大橋を渡り大野灯台、漁船の入江へ
からくり記念館の脇に大きな橋が見えたんで、時間つぶしにぶらり旅。
大野大橋の中央部から市街地方面を眺望です。
真ん中のちと左にニョキっと立っているのが石川県庁さんですなぁ〜。お昼過ぎにお伺いいたしますm(._.)m
県庁さんはそれはそれは市内で他に類を見ない巨大な建物なんで、それでもこれくらいの小ささにしか見えないってことは、やはり大野は結構遠いンですねぇ。
反転して、海側を見ると青々とした空と日本海。
この日の日本海はとても落ち着いて見えました。
大野川を渡ると大野灯台が。
漁船の皆さんの道標としてご活躍なんだと思います。
この大野川河口は日本海で漁業を営む漁師さんの漁船が数多く係留されてました。
なんか、漁師町って感じがイィ〜ですなぁ〜。
地上に降り立って見上げた大野大橋。
もう、漁師さんの仕事は終わっているよぉ〜で、係留されている漁船でお仕事している漁師さんは見かけませんでした。この船はなんだろ?イカ釣り漁船??
大野の街並み〜大野醤油の醸造所、こまちなみ保存区域へ
大野川から左に逸れて、大野の街中方面へ。
普通の民家なんだけど、こんな立派なお蔵のある民家もあったり。
もともと商家だったんすかねぇ?
こんな蔵が我が家にあったら、ガキの頃だったらお宝探しで隅から隅まで遊び場にしそぉ〜(笑)
大野で有名な宝生寿しさんを発見っ!?
一度は食べてみたいですなぁ〜当然のことながらこの日はまだお昼前だったんでお店は開いてませんでした。
ちょうど宝上寿しさんの前が大野のバス停なんで、この辺りだったらバスで来られそうです。
ぶらりとしていると公園越しに不思議な建物が。
なんと、お寺のヨォ〜でございます。
言われてみるとそぉ〜かという気もしないではないですが、なんか長屋を途中でぶった切られたヨォ〜な造りになってるんで、お寺とは見えず...(^^)ハハハ。
この辺りは適当に歩いているといろんなところに大野醤油の醸造所の看板を見かけます。
この辺りからはこまちなみ保存地区。
元和年間以来前田家の要請で始まった醤油醸造を街の基幹産業として栄えた当時の町屋、商家、醤油蔵といった歴史的な建物の町並みを保存するための地区なんだそうで。
足を踏み入れると映画のセットのような、不思議な空間に誘われます。
こんな実際に使用している醤油樽がでんっ!と道端に置いてあったり(笑)
なんか、現代ではない、かといっていつの時代かといってもその時代性が特定できない、不思議な町並みです。
そんな不思議なこまちなみ保存地区を抜けて、金沢港へ!
そして金沢港、いきいき魚市は水曜定休要注意!?再びっ!?!?
スタート地点のからくり記念館に続いて、時間つぶしのお目当てにしていたいきいき魚市!
恐ろしぃ〜ことに、いきいき魚市もこの日、水曜日は定休日っ!?
神様プリィ〜ズ...(; ;)ハラリ
所在なく、開かない入り口の脇に置いてある灰皿のそばで一服、二服していると、結構頻繁に定休日と知らずにやってくる方々が多いこと。
一見して観光客という方々に限らず、ジモティと思われる人も多いということは、水曜定休って案外知られていないんだろぉ〜か?
仕方がないんで、港の上屋を外から見学。
ちなみにこの上屋の先っちょの方に、お昼ご飯のお楽しみとしている船員厚生食堂さんがあります。
もはや早朝というわけでもないんで、一仕事終わって綺麗に清掃されてます。
そして、ここがもう一つのお目当てだった船員厚生食堂さん。
本当、港で働く人のための施設って感じの飾りっ気のなさです(笑)
上屋の先っちょには船が係留されており、なんか水揚げしてたのか?水揚げ終わった後なのか??
船員厚生食堂さんの脇では、競り落とされた魚介類の箱詰めがされてました。
ウマそぉ〜なブリ?が次から次へと発泡スチロールの箱に入れられていきます。
船員厚生食堂での昼飯はまた別のエントリーで!(笑)
ヨォ〜やくお腹を満足させた後は、海沿いを金沢港ターミナルに向けてぶらりです。
途中、海上保安庁の巡視船も係留されてました。
港金沢豪華客船の係留はしばらくありません。
そして、金沢港ターミナル。
この日はというかしばらく外国の豪華客船の係留はないんでガラッガラ。
とはいえ、ターミナルの2階には市場直送のレストランがあるよぉ〜で。
さすがにさっき食べたばかりなんで興味が湧かなかったものの、実は穴場かもしれませんっ!!
穏やかな湾内でございます。
釣り人も何組か。しばらく覗いていたら、結構大きめの50cmくらいのお魚を次から次へと釣り上げておりました。
なんて贅沢な漁場なんだっ!?
イヤァ〜やっぱり金沢は10月ですなぁ〜気持ちがいい。
そして、県庁へ!こんなところに金沢ビーンズ??
ターミナルを回ってヨォ〜やくお仕事しに県庁さん方面へ!(笑)
ちなみにここが県庁前を走る50m道路の西の終点です(笑)
途中、鞍月のスタバはドライブスルーだってことを知ったり。
あ゛れっ!?どっかで??と思ったのがこの金沢ビーンズ。
なんとっ!前職で何度かお世話になった迫慶一郎さんが設計した建物ではないですかっ!?
まさかあの当時は自分が金沢に来るとは思ってもいなかったんで、デザイン集を拝見して、へぇ〜で終わってましたが、こうして実物を観ることになるとは!?
写真でも特徴的なデザインがよくわかりましたが、実際に見てみると特徴的ではあれど機能的でもあると。
なんか、こんなところで縁を感じました(笑)
そんなこんなで県庁さんへ。
50m道路の木立も若干紅葉めいてきて、秋を感じる1日でございました。