大阪出張というと、きまって粉モン、それも駅ちかくのめっせ熊さんとか、ちょいと足を伸ばして本町豚テキさんあたりで豚テキと食べるモンが決まってるんですが、久々の大阪詣でのこの日はかねてから気になっていた別系統の方面へ!
いつもJR大阪駅から梅三小路に抜ける途中にある駅構内のエキマルシェに佇むお店、『だし茶漬け えん』さんが気になって気になって仕方が無かったのです。
ソースでも粉モンでもなく、ここは本格的なだし茶漬けのお店。
駅構内なのに和食の料亭の最後に出てくるよぉ〜な贅沢な具を使ったお茶漬けが食べられるとのこと。
なんか夕飯までにお腹がすいてしまいそぉ〜ではありますが、一度は食べてみないことには語れますまいっ!と試しに打ち合わせの前にお昼ご飯なのです。
お店の中は5、6人くらいのカウンター席と奥にテーブル席が3つ4つ。
けっこう小振りなお店です。
客層はやはりサッパリ系なんで女子が多いですなぁ〜。
お茶漬けだけで11種類。
どれもこれも一回は味見してみたい内容なのでございます。
次回はこれをためそぉ〜か?と。
初回はそのお店の一番人気メニューと試す!のが信条なボクなので、今回は『宇和島産 鯛だし茶漬け』をご注文です!
注文後、カウンターにおいてある出汁の蘊蓄を学習なのです。
まぁ〜和だしだから昆布やいりこは必須だとは思ったモノの、鶏スープも加わっているとなッ!?
これはどんだけコクと深みを増した出汁なんだろぉ〜と食べる前から期待でお腹が膨らみます(笑)
そしてこちらが『宇和島産 鯛だし茶漬け』。
セットはだし茶漬けの他に小鉢2品とお新香が付いてきます。
こちらが宇和島産の鯛の具。
なんと味噌で和えてからご飯に載せてくださいとのこと。お茶漬けのアクセントにあられといくらが数粒づつ載っかってます。
でもこれこのまま食べても美味しぃ〜お刺身でした(笑)
この日の小鉢はざる豆腐と茄子の煮浸し。お新香は山形のおみ漬けみたいなお新香。
だし茶漬けの具はご飯とは別皿で出されてきました。
こちらがキモとなる昆布出汁、炒り子出汁から鶏スープまで各種出汁を取り揃えたえんさん自慢の極上の出汁でございます!!
出汁はおかわり自由とのことでございます。
そしてこちらが、完成体!
味噌和えにした鯛をご飯に載せて、極上だしをかけて召し上がれっ!!
いやっ、これめっさウマいです!!!
たかがお茶漬けと油断していただけに余計にウマい。
鯛そのものの味もさることながら、味噌と和えた味わいと極上だしの薄すぎず、コクありすぎずの絶妙なバランスがこの一椀のなかで、見事に調和を取り合った、和食のファストフード以上の逸品でございました。
これは大阪詣での時はしばらく通いそうだなぁ〜。