これまで何度も本ブログでご紹介しておりました『麵屋大河』さん。
ちょいと見た目はヘンですが、これまでのエントリーは下のリンクをポチッとしてみてください。
『麵屋大河』の検索結果が出てきます。
良かれ悪しかれ8番ラーメン文化に心身ともに征服されている金沢市内にはなかなか美味しぃ〜らーめん屋が無いのです。
ちょいと周辺に足を伸ばせば有名なお店が数軒ありますが、金沢観光に来て美味しいらーめん屋となると金沢駅や観光地周辺でご紹介できるのはほぼ『麵屋大河』一択っ!?
味噌ラーメンが苦手な方にはもぉ〜しわけないですが、麵屋大河は味噌ラーメン専門店。
これまで都内では数々の美味しい味噌ラーメンに出会ってきましたが、ここ麵屋大河の味噌ラーメンはそのどこの味噌ラーメンとは違う、金沢でしかお目にかかれない絶品味噌ラーメンなのです。
そんな麵屋大河が11月から定休日の月曜日を使って、二毛作を始めたっ!?と聞きつけ。
それは言ってみないことには始まらんっ!!
と雨が降ろうが雪になろうが、月曜日に押しかけたのでございます(笑)
その二毛作店のお店は『麵屋渉』。
麵屋大河と同様に味噌ラーメンの専門ということらしい。
普通二毛作店てスープの傾向変えるモンだと思ってたんですが、麵屋渉さんは師匠筋と同様に味噌で勝負と言うことで。
ただ、同じ味噌では意味ないので、鶏白湯をベースにしたスープのようです。
そしてこちらがその濃厚鶏味噌らーめん。
なんかいろいろ載っかっててテンションあがります(笑)
まずは低温で仕上げたという炭火鶏チャーシュー。
鶏チャーシューというと神保町の麵屋33を思い出します...(遠い目)。
うっすらピンク色ですがちゃんと中まで火が通ってます。
柔らかくてさっぱり。
その右隣には鶏団子。
これは中に大葉が入っており、大葉の香りがたまらない一品です。鶏団子とスープとご飯の相性が抜群っ!!
これ好きです。
その間にある鰹節のよぉ〜なもんが鶏節。
はじめて知りました。かつおの節があるように、鶏にも節があるんですね?
これが乾物らしく濃い味わいを醸し出してくれます。
麵は中太縮れ麺。
これは麵屋大河と同じ麵を使用してるのかな?同じ感じがしました。食べ慣れた麵。
で、麵屋大河にはなく麵屋渉にはある調味料がこちらっ!
柚子十味。これが魔法のパウダーになるのです!
ある程度食べ進んだ後に、この魔法のパウダー柚子十味をかけると、味わいが一変っ!?
無くても十分美味しいですが、これをかけると味全体が引き締まりまた違った味わいを楽しめます。
最後にスープですが、鶏白湯がベースだけあって、麵屋大河のスープよりもまろやか。見た目はこってりに見えますが、これは麵屋大河のスープと同じで口にすると全然クドくないまろやかなスープです。
麵屋渉、月曜しかやってませんが、ここおすすめです!
と、麵屋渉を大々的にご紹介した後でなんですが、ついでに麵屋大河の変わり種もご紹介。
普段、麵屋大河ではつけ麺か味噌ラーメンなんですが、たまにはということで黒味噌らーめんに挑戦!
見るからにイカ墨なスープです。
トッピングは味噌ラーメンと同じ。
このイカ墨味噌スープなんですが、やっぱりイカ臭いかなぁ〜とこれまで敬遠してました...(^^;)ハハハ。
がっ!?実際飲んでみるとなんということでしょう!?イカ臭さ、磯臭さはまったくなく、これまでの味噌スープのコクを増したかのような味わい。
これは想定外でした。見た目は勇気いりますが、麵屋大河の味噌ラーメンにもっとコクを足したいなぁ〜という貴兄は是非黒味噌ラーメンをお試しください!