北陸の冬はやはり寒いのでございます。
故に、首には毛糸モコモコなマフラーを巻き、ジャケットの上にはダウンジャケットを羽織り、手には手袋をはめて完全防備で日々職場という名の戦場に向かうのですが、それでもやる気を萎えさせる冷気の影響を防げないのが『耳』なのです。
だったら耳あてつけりゃぁいぃ〜ぢゃん!とお思いの貴兄もございましょうが、外出時に耳にはボクの両耳には常にイヤホンがツッ込まれているのです。
しかも、チッとゴツめなやつが...(^^;)ハハハ。
なので、その上から耳あてとなるとイヤホンの付け心地がよろしくなく、寒さよけの耳あてと、テンション盛り上げる音楽のどちらを取るかと問われれば、即座に音楽!と言い切れるほどの音楽依存症なのでイヤホンは捨てがたいのでございます。
そんなこんなの、SONYの『XBA-H3+MUC-M1BT1』で過ごした一年間。
昨年はボクの御生誕記念にともなううちの相方さんからの贈答品は、悩んだあげくに『ヒモ』でございました(笑)
昨年のエントリーの最後に、
首からかけて満足げなボクをみたうちの相方さんは、
♀『でもさ、そのうちそのタルが邪魔とか絶対いいだすよね???(笑)』
……。さすがうちの相方さんである。
たしかに三ヶ月後くらいにそんなことを言ってそうな自分を想像できてしまうのが怖い……(^^;)ハハハ。
と結びましたが、ボクとそんなヒモとの蜜月は1mmの隙間も開くことなく、家の鍵、お財布、iPhoneとともに365日一日も離れることなく、ボクとともに過ごしたのでございます。
嗚呼、ありがとう。我が『MUC-M1BT1』。
しかしっ!!この冬、もぉ〜毎日冷風寒風が吹きすさび、ボクの耳はもぉ〜千切れてしまいそぉ〜なのであるよ。
というワケで、今年の御生誕記念の贈答品は迷うことなく決めていたのである。
そぉ!今年は『耳あて』なのだっ!!!(笑)
そんな防寒用の『耳あて』を求めて選んだのはplantronics BackBeat PRO!
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なにゆえplantronics BackBeat PROかというと、なによりフル充電で24時間再生可能!?
というアホみたいな大容量バッテリー内蔵のヘッドホンなのです。
今のボクの使い方だったら、会社までの往復でもせいぜい1時間程度なんで、会社の行き来だけの使用だとしたら1回のフル充電で1ヶ月は余裕で持つという計算になるのです。
この一年使っていたMUC-M1BT1だと、小さな首元のタル程度バッテリー容量なんで、せいぜい4時間弱。東京出張なんどに連れ出したら、出張先の会議の間に充電しておかないと帰りの新幹線で使えないし、性能的には満足だったんですが、日々の充電に気を遣わないとイケないのが難点なのでございました。
それに比べて、この大食漢と言ったらなにせ24時間なのでございます。
Bluetoothヘッドホンでこの驚異の24時間再生は正義以外の何モノでもございません(笑)
そんな彼がAmazonさんから御生誕日の2日前に届いて、うちの相方さんに
♀『誕生日まで開けることはまかりならぬっ!!!』
と窘められて据え膳食わされて待つこと2日。よぉ〜やくご開帳なのである(笑)
ってか、長年ヘッドホンというよりもイヤホンで過ごしてきたんでやたらと箱がデカいのです。
外箱を外すと内箱はシックに。
蓋を外すと念願の耳あて、plantronics BackBeat PROが姿を現します。
ってか、思ってたよりかなりデカい。というかゴツい。ってか無骨っ!スタイリッシュとは両極の方向に向かってますっ!?
パッケージの中身は本体の他に、ヘッドホンケース。保証書、取扱説明書とラインケーブル、充電&パソコン接続用のUSBケーブル。
ケースの内側は起毛の布でけっこう保管に気を遣った作りになってます。
そして、ご本尊様でございます。いやいやさすが戦闘機のヘッドホンつくってる会社だけあって、想像以上の無骨さなのです(笑)
頭に付けるとあまりにゴツくて、アンドロイドに変身できます。
ちなみにこのplantronics BackBeat PROはノイズキャンセリング機能とBlueTooth接続機能付きなので基本ケーブルレスで使います。
というか、ケーブル接続のヘッドホンには興味ないのです。ケーブルが煩わしいので。
左側のハウジングは主にプレイヤー操作の機能がまとまってます。
側面の丸いボタンで再生・一時停止。
その外周部のギザギザのダイヤルで次の曲・前の曲の曲の頭出しができます。
ハウジング部分手前の後ろにノイズキャンセリング機能のOn・Offボタン。
それと下部には有線接続用のケーブルジャックと充電&パソコン接続用のmicro USBの端子があります。
右のハウジング部は通話機能と音量の機能。
側面の丸いボタンは通話・通話終了。
その外周部のギザギザのダイヤルで音量調整ができます。ちなみに音量MAXになるとアナウンスが流れます。
ハウジング部分手前の後ろに電源On・Offボタン。
それと下部にはミュートボタン兼、外の音が拾えるというオープンマイクボタンがあります。
下から覗くご本尊様。けっこう左右に広がっております。
ストームトゥルーパーが付けていてもおかしくはない無骨臭がプンプン匂ってきます(笑)
ハウジングの内側はplantronics BackBeat PROのイメージカラーなんでしょか、紫紺というかパープルというか。黒と紫でシックにまとまってございます。
ハウジング部のイヤーパットは外見の無骨さてゃ反対にけっこう優しい耳当たり具合。
かなり肉厚ではありますが、BOSEのQuietComfortみたいな柔らかさです。
さて、肝心の音の具合。
まだ、使用して2日ほどですが、肝心の音質はドンシャリ。
というか、シャリが多めでSONY系ほどドンが主張し過ぎません。
高音の伸びは結構いぃ〜なぁ〜と思うンですが、中音域の音をたっぷり詰め込んだような、音の厚みがすごいRock系はちょっとモノ足りなく感じるかもしれません。
でも、たまたま流れてきたBent Fabricのアルバム『Jukebox』の中の♪It Feels Like Love♪とかだと、ズンズンドスドス低音が響いてくるんですよねぇ。
なので、一概にドンが控えめなワケではなくEDM系とかの音が向いているのかもしれません。
It Feels Like Love
カテゴリ: ポップ
また、このplantronics BackBeat PROはヘッドホンにしては珍しく、ファームウェアアップデートで進化していく模様です。
現在出荷時のファームウェアよりもバージョンアップしているよぉ〜なので、ファームウェアをアップデートしておきましょ。
PC、MACどちらにも対応してます。ありがたいことに(笑)
plantronics BackBeat PROの機能はけっこうてんこ盛りです。
Bluetooth接続そのものは、やはり大きいだけに大出力なのか、ベランダに付けて出ていこうが、いくつものドアを越えてトイレに行こうが、全然音が途切れることがあえりません(笑)
また、左のハウジングのボタンでプレイヤーの操作は全部できるんで、それでも十分手軽なんですが、ヘッドホン(左側のハウジング)を耳から外すと、再生中の音楽が一時停止になるというスマートセンサー機能なんてのもあったりします。
ちなみに、iPhoneではApple純正のMusicプレイヤーとGoogle Play Musicのアプリではこのスマートセンサー機能が働きました。他のプレイヤーはまだ試してないんで...(^^;)ハハハ。
これで、耳まで完全防寒で耳が千切れることはなくなることでしょう!
今年もいぃ〜モンありがとぉ〜ございましたm(._.)m<うちの相方さん。