王将といえば『イーガーコーテル!』。
『イーガーコーテル!』といえば王将である。
そんな王将とはかれこれもぉ~四半世紀以上の付き合いだ。
学生時代に暮らしていた下北沢店でのコンボセットは、お金のない学生にとってはかなりコスパの高い御馳走だったのである。
といっても途中10年以上遠ざかっていた時期もあるが、数年前のアメトークでの王将芸人でのブレイクとともに、いつの間にか忘れていた『イーガーコーテル!』聞きたさに、また足を運ぶようになったのである。
一昨年、金沢に転勤になってからも、神の思し召しなのか通勤範囲内に餃子の王将があったために、池袋時代と変わらずに通っている。
しかし、あまりに普通に食べに行くお店であるがゆえに、これが喰いたい!というよりも、飽きないようにいろんな新しいメニューに手を出すことが普通になりすぎて、いつしか王将の王道というものを忘れていた自分に気づかされた。
餃子の王将といえば、餃子に炒飯、そして鶏のから揚げ。
なんといっても、この三品が王道でございますっ!
どぉ~も炒飯よりも天津飯が好きな性質なんで、コンボメニューよりも天津飯となにかという方向に陥りがちなのですが、やはりなんといっても餃子に炒飯、そして鶏のから揚げが王道なのですっ!
そんな王道中の王道メニューが実は日ごろお世話になっている餃子の王将 金沢武蔵店ではキングセットの名で提供していることを今更ながらに知り、久々に王道を味わうことにしたのであります。
まずは鶏のから揚げ。鶏のもも肉とか贅沢なことは申し上げません。胸肉?とも思えるパッサパサの肉ですが、王将のマジック衣によりなぜかジューシーに!
極めつけはテーブルに置いてある究極の王将マジック!?マジックパウダーこと揚げ物塩!
ただの塩コショウのブレンドですが、このマジックパウダーを鶏のから揚げにかけるや否や、決して質が良いとは言えない鶏肉がさらなる旨みを醸し出します(笑)
そして炒飯。たしかに学生時代からそれほど炒飯を食べた記憶がないのです。最初の内は炒飯だったんだろうけど、一度天津飯を食べてからはそのフワトロの妙に魅せられて天津飯派だったのはたしかです(笑)
がっ!?やはり、王道たるや炒飯!でして、そのパラパラ感、濃すぎず薄すぎずな味のバランスは見事でございます。
でも、王将ってお店ごとに味見変わるんで一概にはいえないですが、ここ金沢武蔵店の炒飯はイケてます(笑)
そして、王道中の王道、王将餃子。
これまで、なによりも天津飯を中心にメニュー構成を考えていたボクみたいな輩にとっては、王将のコンボメニューってなんでやっかいなのだっ!と。
なぜなら、そういうコンボに限って餃子は付いていないのです。なので餃子喰いたきゃ別皿で頼まないといけないというこの仕打ち。
しかし、このキングセットにはちゃんと王将餃子も付いているのでございます。
なんて心優しき餃子の王将なのでしょう(笑)
ちなみに、この日の餃子は結構出来が良いケース。金沢武蔵店の餃子はなかなか侮れません。曜日、時間帯によって出来不出来がマチマチなのです。出来が悪い時には半面がカリッカリに焼きあがった、まるで半分揚げ餃子かいっ!?と突っ込みたくなるような餃子が出てくることもしばし...(^^;)ハハハ。
そんなこんなな、王道メニューそろい踏みの『キングセット』。
やはり餃子の王将は王道メニューが鉄板なんだなぁ~と実感しなおしたのでございました。