ランチタイムに幾度となく心砕かれて野望を果たせなかった旬魚亭さんでしたが、先日夜の部に予約してよぉ~やく突入できましたっ!
というエントリーをご紹介しました。
しかし、それなりにとはいうものの、可もなく不可もなくという感じで、あの驚異的な行列を作り出す旬魚亭の底力を推し量るにはランチタイムを経験しないことには判断つかんやろっ!
ということで、日を変えて万全のシミュレーションの上で恐るべきランチタイム戦線に三度参入したのでございますってっ!!
この日の戦場はこの時期の北陸にしては珍しいほぼ快晴な状況。
開店時間である11時半より早めの11時10分くらいに現地に到着なのです。
写真では誰もいないよぉ~に見えますが、この時点でぼくより先に一組。ボクは2番目でした。
これならば、今日は確実に旬魚亭のランチにありつけるのですっ!!
フッと肩の荷を下ろしたのもつかの間、11時15分くらいに後ろを振り返るとすでにボクの後ろには10人程度並んでます。
さらに10分ほど経って開店時間5分前、11時25分くらいになると恐ろしいことに行列は40人弱くらいにまで達していますっ!?
おそらくお店の中はけっこうキャパ広いンで、組み合わせにもよりますがこれくらいまでが第一陣の限界かと。
なので、旬魚亭のランチに待つことなくありつけるには11時20分くらいまでを目途に並んだ方がいいかもしれません。
ただ、行列の感じを見る限り、あまり観光客って感じのグループがいないんですよねぇ。ほとんどジモティ&周辺のサラリーマンな感じがします。
ジモティだけでこれだけ人がたかるとは、やはり旬魚亭のランチは侮れませんっ!
ちなみに旬魚亭のランチメニューはこちら!
夜もさほど豊富なメニューってワケではないですが、ランチはかなりメニューが限定されてます。
定食は、
- 朝獲れ刺身定食
- フライ定食
- 魚づくし定食(限定40食)
の3種類のみ。定食以外には海鮮丼もので
- 漁師丼
- 旬魚丼
の2種類。ランチでは計5種類のメニューしかありません。
このあたり、も少し余裕が出てきてメニューが増えるといいですなぁ~。
とにかく、開店直後の第一陣を店内に配置するだけで店員さんはいっぱいいっぱいな感じで、まだまだ接客という点では改善の余地がありありな喧騒状態です(笑)
で、何はともあれ初の旬魚亭ランチは、なんでもござれな『魚づくし定食』!
お造りから煮魚、焼き魚、酢の物と魚まみれな定食でございます(笑)
まずは左上の方から、スズキのお造り、やなぎさわらのぽん酢掛け、梅貝の酢味噌。
中段が、カレイの煮付け、たらのフライ、さわらの西京焼き。
右わきには菜の物と煮物が。
それに香の物ともずく酢。
最後にあら汁。あらが沈んで見えてませんが、椀の下にはあらがたっぷり入ってます。
全部で一汁十菜の魚づくし!恐ろしいことに、これがランチメニューとはいえ980円なのですってっ!?!?
これだけいろんな魚料理が味わえて、この値段ということであればなんにも文句が出てきません。
一つ一つはさすがに量は小ぶりですが、どれもこれも味は十分。夜の部に出しているものと変わりなくこの値段とはコストパフォーマンス高すぎてグぅ~の音も出ないのです(笑)
ランチということでこれだけでもお腹は十分なんですが、お値段がお安いのでも少し味見をしてみよぉ~かと欲も出てきてしまいます(笑)
そんなこんなで追加で注文したのが、漁師丼の小。
海鮮丼モノは少なめの『小』メニューもあるのです。
いわゆる海鮮丼はこちらでは『旬魚丼』。『漁師丼』は海鮮ネタが細かくブロック切りされたものが出てきます。
丼の上には水菜と海苔がワッサァ~とかかっているんで、この写真だと海鮮ネタのボリューム感がわかり辛いですが、
ちょっと脇にどいてもらうと鮪だの鰤だのイカだのイクラだの、よくわかんない白身だの、長芋だのが四角くコロコロ転がってまさに海鮮ネタの宝石箱っ!!!
ご飯はかなり控えめで、丼のほとんどは海鮮ネタで嵩増しされているという、大盤振る舞いな海鮮丼なのです。
さすがに、お腹がいっぱいなのでご飯は残して、上の海鮮ネタを味わうだけでもいっぱいいっぱいでしたが、定食と同じくこのコストパフォーマンスの高さであれば、近江町市場の海鮮丼を食べる気がしなくなります。
三度目の正直でよぉ~やくありつけた旬魚亭のランチ。
その高すぎるコスパに圧倒されたのでございます。これならば、毎日あれだけ行列ができ続けているのも無理ないなぁ~と。
出来うれば、も少し接客をスムーズにしてもらえるとお客としても安心できます(笑)
しかし、旬魚亭恐るべしっ!まだまだ伸び代を感じさせられるお店です。