うちの相方さんは北陸のどんなにか新鮮で美味しぃ〜海産物よりもスイーツ好きである。
だから、出張に出かけたり、出張に出かけなくてもその日の気分で、ボクは口を開けて待っている雛鳥に餌を持ち帰る親鳥のごとく、美味しそぉ〜なスイーツを見かけては、うちの相方さんの満面の笑顔とご機嫌取りを兼ねて、様々なスイーツをこれまでお土産として持ち帰ってきたのである。
がっ!?これまで、なぜか遠ざかっていたお店がある。
金沢駅百番街のお土産屋さんブロックの中でも、出入り口に一番近く、一番目立つところに新装開店当初から営業している『ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ』さん。
石川県七尾市出身の世界的なパティシエ、『和をもって世界を制す』辻口博啓氏のお店です。
というか、スイーツそのものには興味は湧きますが、有名シェフとか有名パティシエとか興味がなく、そのお名前は知らなかったのです。
なので、やたらとブランドブランドした感じの売り出し方が、鼻についたというか...(^^;)ハハハ。
だから、今まで何どもお店の前を通り過ぎていたにもかかわらず、スルーしていたのかもしれません。
それがある日のこと、
♂『今駅なんだけど、なんか食べたいモンある?』
と電話すると、
♀『う゛ぅ〜ん......あ゛っ!?金のシュークリームがイィッ!!』
とのうちの相方さんのご所望なのでございます。
金?まぁ〜金沢人はなんでも金粉かけりゃぁ〜イィ〜と思っている感は否めませんが、駅のスイーツ屋さんでそんなシュークリームあったかなぁ?としばらく灰色の脳細胞の記憶の片隅を漁っていると...。
♀『お土産屋さんのコーナーの入り口にあるエラそぉ〜なお店あんぢゃん?そこで売ってるよっ!!』
とうちの相方さん。
一瞬、どこだそれ?と思いましたが、エラそうなお店というキーワードであ゛ぁ〜あそこかっ!と理解しました(笑)。
すいません、我々夫婦は食べもしないうちからそんな印象で『ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ』さんを捉えておりました。ゴメンなさいm(_ _)m
『金のシュークリーム』いうくらいなんで、パッケージも金でございます。
しかも、金沢黄金伝説なる但し書も...(^^;)ハハハ。
そこには、
『そして現在、加賀藩・前田家の優雅な気質は受け継がれ、金沢箔の伝統とパティシエ・辻口博啓のエスプリが宿りし金のシュークリームがここに誕生いたしました。』
と。
う゛ぅ〜ン...やっぱりこのお店苦手かも。こゆなんかエラそうな感じがなんかやっぱり鼻につく......。
いやいや、そんなことよりやはり何より中身が大事なのですっ!!
金のシュークリーム1箱にはシュークリームが3つ入っています。
金が金たる金箔はそれほど主張することなく。
見た目からパリパリ感漂う佇まいなのです。
シュークリームの皮は、サクサクパリパリで、パイシューでもクッキーシューでもない、その両方が合わさった感じのとても美味しぃ〜皮なのでございます。
また、中身のクリームはカスタードと生クリームをブレンドしたカスタードクリームにアクセントでハチミツが入ってます。
このハチミツの香りが絶妙ぉ〜です。
お店の感じはともかく、シュークリームとしてはかなり美味しぃ〜スイーツです。
是非是非金沢土産にオススメです!!!