おそらく、北陸の地で迎える最後のゴールデンウィーク。
しかも、ちょいと休めば7連休から10連休まで大型連休を楽しめてしまう絶好のゴールデンウィークでアリながら、なんの計画もしていなかった我が家なのです...(^^;)ハハハ。
でも、せっかくのゴールデンウィークだし此処では無い何処かには行きたいっ!
金沢に限らず、北陸三県は車さえあればちょいと足を伸ばして風光明媚な観光名所、名所旧跡に恵まれているのです。
がっ!?我が家の2人は完全無欠、天下無双なペーパードライバー。
誰かに車を運転してもらわないことには、観光気分処の騒ぎではないのでございます。
そんな時にはけっこう直前まで受付してくれる,北鉄バスの日帰りバスツアーがオススメっ!
そんな北鉄バスの日帰りバスツアーの中から我が家が選んだのは、『金沢・加賀温泉郷から東尋坊・永平寺をめぐる』ツアー!
出発は金沢駅西口から。
金沢駅西口をスタートして北陸道に入り、加賀温泉駅に向かってゴーゴゴー!なのです。
まずは、加賀温泉駅でここから乗車されるお客さんを迎えに。
そぉ〜いえば、金沢転勤してすぐに加賀温泉駅に来たときには全然気付かなかったけど、加賀温泉駅は大きな観音様に見下ろされてます(笑)
この観音様、通称加賀大観音と仰せられるとのことで、なんともシュールな仏教テーマパークとしてご誕生遊ばされたそうです(笑)
詳しくはこちら、
バスガイドさん曰くこの観音様、日本一可哀相な観音様といわれているらしく。
なぜかというと、周囲にはこの観音様を越える高い建物がないことから、よく頭頂部が落雷に遭うのだそうで。
落雷に遭うと青白く光り、まるで後光が差したように見える姿はそれはそれで御利益ありそうなんですが、頭頂部には落雷に遭った時の穴が開いているよぉ〜で...(^^;)ハハハ。
それはそれでシュールさが坐してございます(笑)
まず最初の目的地は東尋坊!
東尋坊といえば土曜ワイド劇場!!
数々の事件の舞台でございます。でも、この日は観光客だらけなんで、船越英一郎もいなければ片平なぎさもおりません。
事件臭は皆無なのですが......。
売店の目の前には大パノラマ。
観光客がスクスクと断崖絶壁の岩場を歩いております。
驚いたことに、柵もなにもあったモンぢゃないんですよ。
これじゃぁ〜調子づいた観光客がちょいと足を踏み外して落っこちてもなんの不思議もない環境...(^^;)ハハハ。
バカな男子はこういう場所ではしゃぐのです。
ちなみに、この写真の右奥の小さな島に赤い橋がかかってるんですが、福井在住youtuberによるとここは福井県内有数の心霊スポットなのだそう。
落ちちゃって土左衛門に変わり果てた漂流物があの辺りに流れ着くんでしょうか...(^^;)ハハハ。
みなさんサクサクと岩場に降りて行きます。
真ん中の岩場を降りて行くと湾内クルーズの舟が停泊してます。
30分程度で東尋坊を海から眺められるとのこと。
時間があれば是非とも乗りたかったところ、なにせここでの持ち時間は50分しか無かったンで、今回は断念なのです...(; ;)ハラリ。
東尋坊といえばこの『柱状節理』で出来上がった地形。
この写真のところは屏風岩といわれているもののよぉ〜です。
柱状に岩が屹立してございます。
みなさんけっこう平気な感じで端の方まで歩いて行きます。
『バカは高いところが好き』といいますが、ボクは利口モンですが高いところが好きなのです。
小学校の校庭にあった楠は登り甲斐のある枝振りで、旧校舎の離れの二階には幽霊が出るとの噂が上ると、すかさず楠に登って幽霊を観察したり。
登り棒を登った後に滑り落ちる際、下腹部に渦巻く甘美な感覚の虜になり、甘美な感覚を得るためだけに登り棒に登りまくったり、幼少のみぎりから高いところが好きなのでございます。
そんな性癖の持ち主なので、端に近づくにつれてテンションが上がりまくるのです。
さすがに岩場は歩きづらく、色んな意味でハァ〜ハァ〜いいながら端っこに到着。
すでにこの次点でうちの相方さんはそっちのけなハァ〜ハァ〜ぶりなのです。
いやぁ〜ゾクゾクします。この下半身のゾクゾク感がたまりません(笑)
でも、こんなところまで足を踏み入れることができるとは、やはりこらぁ〜落っこちて事故発生っ!?となっても仕方ないですなぁ〜。
でも、いがいとそんなに高さはありません。もっと断崖絶壁なのかと思っていたモンで。
なぁ〜ンだ、こんなもんかぁ〜とお気楽極楽に構えておりましたが、本当の恐怖はこの後に控えていたのでございます......。
見るモン見てすっかり満足したボクは、あ゛っ!?うちの相方さん放ってけぼりっぱなしだっ!?というコトに気付き、そそくさと来た道を戻っていくと、目の前には憤怒の形相なうちの相方さんが...(^^;)ハハハ。
♀『だから、巫山戯て端まで行くなっ!!て何度も言ったデしょぉ〜がよっ!!なんかの拍子で落ちちゃったらどぉ〜すんのっ!少しは大人になりなさいっ!!!』
東尋坊よりも数倍数十倍怖いうちの相方さんなのでございます...(^^;)ハハハ。
ってか、そもそも名前の由来の『東尋坊』自身が、村人の不興を買って落っことされた坊さんの名前だっていうンだから、そもそも落っこちるお土地柄なのね(笑)
ちなみに東尋坊入口というか、駐車場をかねた売店はけっこう普通にお食事も可能です。
三国湊の魚屋さんがやってるんでそれなりのネタの海鮮モノが楽しめます。
金沢の近江町市場に比べればちょっとお安くいただける感じ。
これはなんか喰いてぇ〜とは思ったモノの、この後の永平寺で昼食予定なんで、ここは我慢我慢。
焼きもろこしだけでお茶を濁しましたとさ...(^^;)ハハハ。
さてさて、この後は曹洞宗大本山永平寺に向かいますっ!