うちの相方さんの退院後、しばらく術後の調子を様子見でしたが、どぉ~やら手術前のような食事制限をしなくてもダイジョブな感じと相成りましたんで、夫婦そろって金沢名残惜しみの快気祝いなのです!
魚よりも肉っ!!なうちの相方さんにしては珍しく『いたるイクでっ!』と仰せになられたんで、ボクは尻尾フリフリついていくのみ(笑)
そんなこんなないたるさん。といっても本店にはついに足を踏み入れたことは無いンですが、香林坊店へは市内の居酒屋さんの中でなんだかんだと一番足を運びました。
今や、ジモティ以上に観光客に人気な居酒屋さんですが、それだけ金沢飯を堪能でき、金沢外のお客さんにも認められる安定のクオリティを保つ居酒屋さんてことなんでしょうなぁ~~。
そんな人気店なんで、一応事前に予約して臨むのです。ってか18時予約だとまだまだ明るいし...(^^;)ハハハ。
こんな時間から飲みに繰り出すなんて、都内に戻ったらもぉ~できないんでしょうなぁ~~~...(;;)ハラリ。
この日のおすすめは入口の看板メニューで!
夏に向けて、もぉ~岩ガキのシーズンです。そういえば、2年前の7月に赴任してきた時に、近江町市場のそこかしこで大粒な岩ガキが普通にゴロゴロと山積みにされている光景に度肝を抜かれました。
金沢の夏は岩ガキがゴロゴロです(笑)
この日はお二人様だったんでカウンターで。目の前には何人もの職人さんが次から次へと料理を捌いております。
いたる香林坊店さんのメニューはこんな感じ。
季節によって、若干メニューは変わります。でもだいたい頼むものはいつも決まっているのです(笑)
でも、だいたい頼むものはいつも決まっているのです(笑)
夏メニューなんぞも。季節柄、岩ガキ&金時草押しですなぁ~。
まずは突出しから。この日はツブ貝の煮込み?
うちの相方さん、肉料理以外ではあまり料理に歓びを表現しない性質なんですが、珍しく『うまい!うまいっ!!』と。
確かにおいしぃ~のです。煮汁の醤油加減の按配といい、貝の身も奥の内臓まで臭みなく美味しくいただけます。
いたると行ったら、これを食べに行くのですっ!というほど定番のおけ。
小おけで二人前ですが、これでも十分すぎるほど、大きさ&厚みたっぷりなお刺身が鎮座ましましてございます。
ちなみにこの日のネタは、がんどぶり、かじきまぐろ、甘海老、真鯛、真蛸。
季節によってネタは変わりますが、いつ食べても旨いのが蛸!
なにか特殊な仕入れルートがあるのか、いたるさんやいたる系(いたるで修行した方が開いているお店、くろ屋やわなか等々)で出される蛸は他の居酒屋さんと比べてピカイチなのです。この日の蛸もやはり旨かった。
でも、ぶりとかご所望な方はやはり本場の冬がおススメです。
今の時期のがんどぶりも旨いっちゃ旨いですが、冬場の脂が乗りきったぶりと比べるとあっさりしすぎなんで...(^^;)ハハハ。
夏メニューからは肉好きなうちの相方さん向けに能登豚能登塩焼。
塩焼なんで、若干の塩胡椒のみ。タレとか使って無いにも関わらずあまぁ~い香りが漂ってきます。これは能登豚自身の甘味な旨みの成せる技!
白飯が喰いたくなります(笑)
そして、いたるといえば、おけと同様食べないわけにはいかないのが出し巻き玉子!
焦げ目のつかない、焼いているのか蒸しているのか、茹でているのかよくわからない、フワッフワな出し巻き玉子は必須ですっ!!
いつもは明太出し巻き玉子なんですが、今回は明チー出し巻き玉子に。どちらも出し巻き玉子と相性がいい、明太子とチーズのコラボレーション。なかからトロッとチーズが流れ出てきます。これやはり旨しっ!!
最後の〆は以前衝撃を受けたにゃんこめし。名前からして、パッと見おかかと味噌汁のにゃんこめしなんですが、さに非ず。
ご飯にのっかった山を崩すと、中には刺身のぶつ切りが!?今回も何の魚か聞くの忘れちゃいましたが、多分かつお、鯛、マグロの赤身あたりですかねぇ~?そのぶつ切りになめろうみたいな感じで味噌がまぶしてあります。
こちらはお味噌汁。お味噌汁としていただいてもいぃ~ですが、それでは幸せにはなれません。
ご飯にこのお味噌汁をぶっかけてからいただきましょう!
これぞにゃんこめしっ!!もぉ~これだけ喰いに行きたいのです。
でも、このにゃんこめしもその時々によってバリエーションがある気がします。前に喰った時には椎茸のお吸い物だったよぉ~な。
その時の方が椎茸出汁が効いていてより旨さが倍増してたよぉ~なきが......。
そんなこんなな名残惜しみ&快気祝いないたるさん。いつの日かまた訪れたいお店でございまず...(T^T)。