ところで、金沢の職場は昨日6月末で終了で、本来であれば本日から都内の職場に出戻りなのですが、まだ引越も済んでおらず、明日は週末ということもあり、まだ金沢にいるのです(笑)
ということで、しばらくは金沢での生活でこれまでアップせずに寝かしてたまんまのエントリーが続きます(笑)
灯台下暗しなのである。
金沢転勤当初は昼休みには毎日のよぉ~にハァ~ハァ~しながら近江町市場を巡回しておりましたが、それも舌が肥え始めるといつの間にか落ち着き、特定のお店くらいしか行かないよぉ~になってしまったんで、近江町市場内のご新規さんに気付くことがなくなってしまっていたのです。
そんな中、金沢での食生活を名残惜しみながら久々に近江町市場を巡回してみると、なんかいろいろと美味しそぉ~なお店がまだまだあるではないですかっ!?
もぉ~金沢生活も残り少ないこの時期にっ!?今更ながら喰わんで後悔したくない!!とご新規さん開拓なのでございます...(^^;)ハハハ。
そんなお店の一つがこの『ひかりや』さん。
なんと、あの海鮮丼で有名な行列必至な『山さん』の隣に鎮座ましましてございます。
これまで夜の串揚げ屋さん営業だったよぉ~なんで、それで気づかなかったのか?
いつの間にやら、お昼は海鮮丼屋な営業をしております。
海鮮丼といっても、いわゆる金沢っぽい海鮮丼とはひと味ふた味違いそぉ~な佇まいの『まるひ丼』。
これは、喰わずに都内には戻れないのでございますっ!!
店内はこんな感じ。厨房を囲むようにカウンター席。
反対側にはテーブル席があります。
カウンターの上には夜の部の串揚げ屋さんの串メニューが。この1年の間になぜか金沢市内には串揚げ屋さんが量産されてます。
なんでなんだろ???(謎)。
お昼の部のひかりやさんのメニューは非常にシンプル。
まるひ丼の具の種類に応じた松・竹・梅の3種類にずわい蟹だし茶漬け。
後はいくら丼と鶏そぼろ丼程度です。
それとなぜかお酒の当てのような甘えびの塩辛にいかの塩辛。
この日頼んだのはまるひ丼の竹。
まるひ丼に薬味、特製ごま醤油ダレがセットになって出てきます。
まずは、店主おすすめの食し方にのっとっていただきましょう!
これが出てきたときのまるひ丼竹のお姿。
ご飯の上に海苔、ネギ、しそ、胡麻、きゅうりがかかっており、中央部にデンッ!と海鮮モノのぶつ切りの固まりがのってます(笑)
こちらは特製ごま醤油ダレ。
海鮮丼を胡麻味でいただくというのも、なかなかお目にかかったことがありません。胡麻のコクだけでなく、ちょいと酸味の加わったタレでございます。
薬味というか、ガリとわさび。わさびはちと使い方をアレンジしたほぉ~がいいかも。
まずは、中央部に聳え立つ海鮮モノの山を崩しましょう!
ちなみにこの竹のネタはずわい蟹、とろびんちょう、まぐろたたき、甘エビ、真たこ、小柱。
ずわい蟹を除く、とろびんちょう、まぐろたたき、甘エビ、真たこ、小柱がベースのネタで、梅はこのベースだけになります。
竹はベースネタにずわい蟹が追加。松はベースネタにずわい蟹といくらが追加といった内容です。
ネタが増えるにしたがって値段も上がると。
山を崩すと、丼にまんべんなくこのずわい蟹、とろびんちょう、まぐろたたき、甘エビ、真たこ、小柱が広がっていきます。
思った以上にネタの量がある感じ。ワクワクなのです(笑)。
ネタがまんべんなく広がったところで特製ごま醤油ダレをぐるりとひとかけ。
あ゛っ!?忘れてました。かける前に特製ごま醤油ダレにわさびを入れて溶かしましょう。わさびは全部入れずに、半分くらい残しておくと後々幸せになれます(笑)
また、特製ごま醤油ダレも全部かけてしまうと味濃いめになりそうなんで、2/3くらいがちょうどいいと思います。
これで、準備完了!箸でも匙でも口内にかっ込みましょう!!
海鮮ネタがぶつ切りでまんべんなく広がっているンで、どこを食べても外れのない味。
特製ごま醤油ダレでいただくという点がやはり、物珍しさ感とともに美味しさを運んでくれます。
なお、すっかりわき役に徹しているきゅうりの歯ごたえとしその香りが絶妙ぉ~な出来栄えなのでございます。
そんなこんなで、夢中になってかっ込んでいると無くなってしまいます。
2/3ほど食べ進んだら、一度冷静になって『追いだしくださぁ~~いっ!』とお店の人に叫びましょう!!
すると、徳利に入った追いだしが出てきます。
けっこう徳利熱くなって出てくるんで、持つときに注意が必要。くびれてる部分を指で押さえるとよろしぃ~よぉ~で。
そして、徳利の中の追いだしをササァ~っと残ったまるひ丼にかけるのですっ!
そして香り付けにさきほどわざわざ残しておいたわさびの残りをオンっ!!
もぉ~みるからにこれ絶対美味しぃ~ヤツです。日本人でよかったぁ~~~と思う瞬間です(笑)
追いだし入れすぎて味が薄いなぁ~と感じたら、残した特製ごま醤油ダレで味を調整しましょっ!
残っただし汁まで美味しくいただけます。
そんなこんななひかりやさんのまるひ丼。
海鮮モノのぶつ切りちらし的な丼は他でも見かけますが、ごま醤油でいただいたり、追いだし入れてだし茶漬けと、2種類の味が楽しめるこの手の海鮮丼は他ではいただけません。
ちなみにこのまるひ丼。値段のことを考えると梅で十分なのでは?と思います。
ちなみに梅はこんな感じ。
ネタの山を崩すとこんな感じのネタ具合です。
蟹漁解禁後の、冬の本場の時期であれば近海で獲れたずわい蟹が入った松とか竹もいぃ~かと思いますが、今の時期のようにオフシーズンともなると、金沢で食べられる蟹も特別美味しぃ~というワケでも無いンで、それで梅から竹で400円上がるのもどぉ~かと。
さらにいくら入りの松ともなると竹に+500円です。いくら好きな方であればどうぞどうぞなんですが、まぁ~見た目も鮮やかになるだろうし。
でもずわい蟹といくらが入っただけで+900円になってしまいます。その価値を認めるかドォ~かという部分になりますが、まるひ丼そのものの美味しさは梅でも十分楽しめます。
なので、個人的におススメなのはお手軽なまるひ丼梅!ということで。
金沢を去る前に後何度か通いたいっ!
あ゛っ!?普通に金沢土産話で海鮮丼食べてきたっ!と言いたい貴兄は、となりの山さんのほぉ~が、王道な海鮮丼なんでおススメです(笑)