HDDレコーダーの一週間の録画スケジュールに日々何本もの韓流ドラマを予約しているほど未だに韓流ドラマにハマっているうちの相方さん。
当然のことながら、焼肉をはじめとする韓国料理も大好きなのでございます。
そんな韓流好きのうちの相方さんに連れられて、はじめて知ったのが『ジャジャン麵』!?
その見た目からして、おそらくボク一人だったらけして手を出すよぉ〜な食べ物ではなかったことでしょう。
このジャジャン麵が韓流ドラマにはよく出てくるということで、大久保に繰り出したのがかれこれ4年ほど前のこと...(遠い目)。
初めて食べたジャジャン麵は見た目の衝撃とともにクセになる味でもあり、以来我が家の食卓でもインスタントのジャジャン麵がレパートリーに加わったのです(笑)
金沢の2年間では焼肉以外の韓国料理はついに口にすることがなかったんで、都内帰還後、久々に大久保コリアンタウンに足を伸ばした我が家です。
以前は午前中から老若女女な韓流ファンと思しき幅広い年齢層の女史&女子のグループが闊歩しまくるチッと違う熱を発する街でしたが、そんなブームも今は落ち着いているのか、韓国人を中心とした地元ピープルが普通に生活しているよぉ〜な落ち着きを取り戻した街になっておりました。
副都心線東新宿駅のB1出口を出て職安通りを職安方面へトボトボと、そんな来し方行く末をうちの相方さんと話しているうちに
お目当ての『ジャジャンハウス』さん。
よくよく見るとジャジャンとハウスの間に『麵』て書いてあるんで、正式名称は『ジャジャン麵ハウス』さんなんでしょか?
お店の名前からしてジャジャン麵の専門店なのかと思いきや、お店の入口には思い切り『韓国式中華料理』とっ!?
これなんぞ??と事情のわからないボク。
うちの相方さん曰く、そもそもジャジャン麵は韓国料理というよりも、韓国の中華料理のお店ぢゃないと出していないモンだったとのこと。
なぁ〜るほどぉ〜とよくわからずも頷きながら自動ドアのボタンを押しても、ドアが開きません...(^^;)ハハハ。
どぉ〜もスイッチの電源トラブル中らしく、内側からは開くけど外からは開かないという絶賛ステキな仕様中なのですっ!?
ということで、店内に入るときには自動ドアを手で開けて入りましょう(笑)
店内に入ると厨房とテーブル席。4人掛けが5つくらいで奥にちょっとしたお一人様用のカウンター席が。
ちなみに椅子はかなり年季が入ってます(笑)
メニューはハングルと日本語併記。
『ジャジャンハウス』という店名通り、麺類が一押しのよぉ〜で、厨房では手打ちの麵を叩きつける大きな音が常に鳴り響いてます。
こちらはセットメニュー。といってもお一人様用の値段ではなく、一品料理のコンボで若干安い価格設定というセットです。
なので、基本複数人でシェア用なんで、お一人様は気をつけたほぉ〜が。
そんなこんなで、セットメニューの中で人気メニューと思わしきタンスユク+ジャジャン麵(韓国風酢豚+ジャジャン麵)をご注文!
注文するとすぐ出てくるのが、このたくあんと生玉ねぎ。
韓流ドラマでもよくこのたくあんと生玉ねぎを見かけるんだそぉ〜で。
たくあんはいわゆる日本の黄色いたくあんと同じなんですなぁ〜。
こちらは、生玉ねぎに付けて食べる用のジャジャン麵で使用している黒い味噌。
味がジャジャン麵と同じだったんで多分そぉ〜(笑)
ジャジャン麵同様怪しぃ〜イキフンが漂う黒い味噌でございます。(笑)
そして、まず出てきたのがタンスユク(韓国風酢豚)。
写真だとあまり量があるよぉ〜に見えないですが、これけっこう量あります。
キュウリ、にんじん、玉ねぎ、キクラゲ、パイナップルに豚肉の唐揚げ。
ただ、食べ慣れてる中華の酢豚と違うのが甘酢ダレ。
醤油系の調味料が入っていないんで色が薄く、お酢と甘みが強い甘酢ダレになってます。
なんかちっと違うと思って、この甘酢ダレに醤油を加えて味を調えて食べましたが、ホントは小皿に醤油、ラー油、酢で餃子のタレのようにして、それにこの韓国風酢豚の具を付けて食べるんだそぉ〜です。
甘酢ダレがサッパリしているからか、豚の唐揚げが思いの外胃に凭れず、2人だったらけっこうあっさりいただけます。
そして、本日ご所望のメインがこのジャジャン麵!
いやはや、何度見ても食欲をそそる見かけではございません...(^^;)ハハハ。
煮詰めすぎて失敗した鍋の底に焦げ付いているカレールーかの如くの佇まい(笑)
しかし、これがクセになるのです!
ジャジャン麵はよぉ〜はまぜそばなんで、麵とルーをよくよくかき混ぜていただきます。
するとこんな風に。
見た目はカレーの焦げ付きから、ソースかけ過ぎの焼きそばくらいな感じにイメージは和らぎます...(^^;)ハハハ。
以前食べたことのあるジャジャン麵はどんなに美味しくても、若干鍋の底に焦げ付いた焦げた味が漂うモンだったんですが、ジャジャンハウスさんのジャジャン麵はそれもなく、ただただ不思議な黒い味噌のコクが漂う、ジャジャン麵。
これまで食べてきたジャジャン麵の中で一番食べやすい味わいです!
手打ちの麵もモチモチして、平打ち麵な感じでソースがよく絡みいぃ〜感じ。
これ、ジャジャン麵初心者にはお勧めのお店です!
しかし今回ビックリしたのは、冒頭でも触れましたが落ち着きを取り戻したコリアンタウンは逆に韓国の方や中国な方の街ということで。このジャジャンハウスさんでも、お昼過ぎると店内はお客さんで溢れ、我が家のテーブルの右や左や後ろから聞こえてくるのは、韓国語と中国語。
気がつくと日本語を話しているのは我が家だけという状況なのでございます...(^^;)ハハハ。なんか国内にいるはずなのに気がつくと異国情緒ど真ん中にポツンとアウェイな雰囲気が味わえます(笑)
また、このジャジャンハウスはジャジャン麵のほかに韓国風辛うどん的なチャンポン麵も名物とのこと。
とはいえ、辛いモンは苦手なボクですが、次回はジャジャン麵とチャンポン麵のハーフ&ハーフなチャンジャミョンにチャレンジしてみたいですなぁ〜。