スープ、麵、チャーシュー、メンマ、ねぎ、味付け玉子。
それが一杯のどんぶりの中に集約され、その一杯の中で完結する世界観。
しかし、その一杯のどんぶりの中には様々なエキスが溶け合い、混ざり合い、複雑なマーブル模様を描いている。
そんなラーメンをボクはこよなく愛しているのです。なんなら一週間ラーメンでもボクは文句は言わないでしょう。
それほどラーメン好きなボクを夫に持っているにもかかわらず、うちの相方さんは全くもって、ラーメンに興味が無いのでございます...(^^;)ハハハ。
でも、数ヶ月に一度くらいは突如訪れるその日...
♀『ラーメン食べに行ってもいいよ!』
ボクにとっては非日常のこのお一言。
しかし、ボクが普段食べにいくようならーめん屋さんには一切興味が無い、うちの相方さん。
うちの相方さんが食べに行ってもいいラーメンとは限定されているのです。
それは博多ラーメン。
いわゆる普通の博多とんこつラーメンくらいしか、食べに付き合っていただけないのでございます...(^^;)ハハハ。
今回、そんなチャンスが訪れたんで、池袋にいない2年の間に近所にオープンしていた博多ラーメン長浜やさんに連れだったのでございます。
メニューは基本の博多ラーメンに辛味の赤博多ラーメン。
それ以外には黒博多ラーメン?馬油系ですかね??と東京豚骨なとんこつ正油ラーメン。
それ以外には丼モノとかあったりと、ちょっとした中華屋さんな感じ。
券売機制なのに、テーブルにもメニューが。
丼モノ、定食もあったり、ちょい飲み用のおつまみとかもあったりと、飲み屋にも対応可能なメニュー構成でございます。
店内はこんな感じのカウンターとカウンターを囲むようにテーブル席も充実してます。
壁には博多ラーメンの説明書きがいろいろ。
というか、いまさら博多ラーメンて説明するほどのモンではないと思うンですが...(^^;)ハハハ。
いまやすっかりメジャークラスぢゃないすかねぇ??
テーブルには、辛し高菜に紅ショウガ、おろしニンニクと博多ラーメンの基本の薬味が。
この辺をちゃんと用意されてると、博多ラーメンのお店なんだなぁ〜と実感します(笑)
そして、ノーマルな博多ラーメン。
もぉ〜余計な仕事はしていない、直球ストレートな博多ラーメンです。
といっても、スープは少々あっさり系。豚骨臭は皆無で非常に飲みやすいとんこつです。
クセがなさ過ぎなところがモノ足りないと思う貴兄もいそうなくらい、普通に安心できるスープという...(^^;)ハハハ。
いや、旨いンですよ?ただ、最近のラーメンはどこにエッジを立てるかが勝負所!みたいなスープの作りをしてるんで、あまりにもエッジの無さ加減が、逆に新鮮で安心できます(笑)
ボク的にうぅ〜ンと思ったのはスープよりもこの麵。
たしかに博多ラーメンなんで細麺で,硬めで頼んだんで、硬めでしたが、いわゆる博多ラーメンっぽい粉っぽさというか小麦感を感じません。
ツルツルな多過水麵を細麺にしてみましたという感じ。
この手の麵ならば、もっと太い麵で食べたいし、博多ラーメンにはどぉ〜かなぁ〜という印象でした。
炒飯はパラパラでチャーシューが入りまくっており味は結構イケてます。
こんだけチャーシューがバラバラはいってたらリーズナブルじゃないかなぁ〜。
長浜やさんのメニューに餃子は二種類ございます。
餃子(大)と(小)。餃子の個数かと思って大を注文してみましたが、メニューをよくよく見ると、大も小もそれぞれ5個と???
ってことは、小って博多の一口餃子みたいな小さい餃子ってことなんすかね?...(^^;)ハハハ。
ちなみにこの餃子、肉汁たっぷりで今はなき餃子市の餃子のようで大好物な味です。コスパ高し!
全体的に飛び抜けてどぉ〜こぉ〜というよりも、普通に美味しい安心して食べられる感じのお店でございます。
博多ラーメンはスープは美味しいのに、麵をも少しどぉ〜にかしてくれればなぁ〜。バリカタとかハリガネで食べてみたらまた印象違うのかなぁ〜。
なんか丼モノとか定食も一度お試ししてみたいお店でございます。