甘いモンといえばなにより餡子が大好きな我が家なのです。
さらに言えば、昔ながらのたい焼き屋さんがある街はそれだけでいぃ~街なのです。
池袋には、そんな昔ながらのたい焼き屋さん『福よし』さんがあったのです。
「あったのです」というのは今でも営業してるんで、語弊がありますが...(^ ^;)ハハハ。
今でも、昔ながらの場所で営業されてます。たい焼き1個160円!?
うちの相方さんと暮らすようになった10年ほど前から、こちらの福よしさんにはちょいちょいたい焼きを買いに来るようになり。
当時の福よしさんのたい焼きは、尻尾にまで餡が入ってる!?なんてこたぁ~当たり前で、背びれの部分にまで餡が入ってて、なおかつ端っこはパリッと、中はフワッとした福よしさんのたい焼きの虜となった我が家でした......(遠い目)。
その頃は、まだお爺ちゃんが一枚一枚丁寧に焼いてたんですよねぇ。
それがいつしか、金沢に転勤するよりも前に久々に行くとお爺ちゃんが焼いていたコンロには大きな機械が入っており、その脇で若造がたい焼きを焼くようになり、なんか.........あ゛れっ!?これなんか違う!?と感じて、その後遠ざかっていたのでした。
今回、2年ぶりに池袋に戻ってきて久々に福よしさんのたい焼きを食べてみようかと思い、カスタードとつぶ餡を買って帰ったのでございました。
まずはカスタード。
やっぱり、カスタードは中央部に盛られているだけで、端のほうは皮、皮、皮。
表面も昔は薄皮でパリッとしてたのに、やはり分厚い感じ......。
ちなみにつぶ餡も同じです。表面の皮も厚い部分もあれば、薄すぎて餡が皮を破ってしまっている箇所もあり、前提的なクオリティは昔のお爺ちゃんのたい焼きに比べるまでもなく......。
なんか、こういう美味しい貴重な老舗の継承問題って深刻ですよねぇ~。
安易に機械に頼るとそのお店ならではの味わいを一気に潰すことになるし......。
やっぱり2年経っても以前のがっかり感は解消されない福よしさんでした...(^ ^;)ハハハ。