池袋という街には東西の駅周辺で約120店舗ものらーめん屋さんがあるらしく、一部の超人気店や老舗を除くと、栄枯盛衰、諸行無常が甚だしぃ~らーめん激戦区なのです。
そんな諸行無常を先日拝見いたしまして。
気づいたのは池袋に戻ってきてすぐだったんですが、なかなか行く機会がなく、そのうちにと思っていたら、なんと週末に閉店っ!?と知ったのがEchikaにあった『麺屋心』さん。
いまさらの紹介ですが、すでにこのお店は2017年1月15日に閉店してしまいました。
そんな在りし日の麺屋心さんはこんな外観でした。
そもそも、Echikaができた頃にはもっと改札よりに、あの大勝軒のおやっさん山崎一雄氏の名前を冠にした『山崎一雄製麺所』が在ったんですが、Echikaの改装とともに要町方面への出口よりに店舗が移動になってたのは、何回か金沢から池袋に出張ってきたときに見知ってはいたんですが、いつの間にやら店名も麺屋心にかわっており......。
気になって調べてみたら、どうやら山崎一雄製麺所と麺屋心って経営母体が同じ会社みたいですね...(^ ^;)ハハハ。
そんな麺屋心さんはいまどきの鶏そばが売りでした。
メニューもシンプル。濃厚スープの濃淳鶏そばか、あっさりスープの端麗鶏そばか。
店内はこんな感じで綺麗な作りでした。この日は最終日だったんですが、やはり運が悪いのか大寒波の影響で関東平野の外側は大雪の影響もあり、具材が届いていないということで、お昼過ぎから一旦休業...(^ ^;)ハハハ。
ボクが行ったころにちょうど届きそうということで、写真の店内はガラガラですが、普段は結構人も入ってたんですよね。なによりいまどきこの値段は安いし。
なんで、お店閉めちゃったんだろ?やっぱり『運』ですかねぇ......。
まずこちらが、濃厚スープがウリの濃淳鶏そば!
鶏そばは好きなんですげ、お店によって結構その味がボクの好みに合う合わないがはっきり分かれる分野でして。
結構、鶏がらの臭みが出やすいンですよねぇ~だから、この濃淳鶏そばもスープを飲んでみるまでは油断ならない緊張感でございました。
が、結果はこれ旨し!(笑)
鶏がらスープのまろやかさと塩加減がちょうどいい塩梅で、臭みがないのです。
具も水菜に白髪ねぎと鶏チャーシュー。鶏チャーシューも輪切りではなくゴロゴロとぶつ切りで転がってます。
麺屋心さんのコスパ高しな点は、ただでさえ値段安いのに、その上替玉1玉無料でついてくるという点!?
博多らーめんと同じく細麺なんで、男子的には替玉は必須ですなぁ~。
心残りは、この濃淳鶏そばの残りのスープに、鶏飯のご飯を入れて雑炊にして食べたかったんですが、替玉たのんぢゃったンで断念...(^ ^;)ハハハ。
こちらはもう一つのメニューなあっさりスープの端麗鶏そば。
見た目通り透き通ったスープで、いわゆる塩らーめん的佇まい。
でも、そのスープの味はしっかりと鶏がらスープを堪能できる一杯です。
具は、濃淳も端麗も同じで、水菜、白髪ねぎに鶏チャーシュー。
麺も同じく細麺です。
注文の際に麺の固さが選べるんで、ここは固めでお願いしましょ!
といっても、もう閉店してんですけどね...(T^T)涙。
そんなこんなな麺屋心さん。
けっこう好みな味だったんで、閉店してしまったのが残念な限り...(T^T)涙。
夏に戻ってきてから、早いとこ足を運んでおけばよかったといまさら後悔なお店なのでした。