昨日のエントリーの通り、イワタコーヒー店さんで腹ごしらえした後は鎌倉をぶらり。
一通り用事が済んでランチタイムが過ぎた頃合で、せっかくここまできたならシラスでも喰って帰るかっ!
と江ノ島を目指すのです。
しかしこの日鎌倉~江ノ島周辺は、年明け後踏ん張っていた大寒波がいったん勢力を弱めて、そこを付いた南からの暖気がこれまでの鬱憤を晴らすかのように南風として吹きすさび、こんな感じでピーカンにも関わらず、ものすごい強風で生まれ育った上州のからっ風以上に前に進めない状況なのでした…(^ ^;)ハハハ。
江ノ島大橋の橋桁にぶつかる波もこんな感じで激突してきます(笑)
道中、顔中を海岸の砂埃で砂まみれになりながらもたどり着いた江ノ島。
何度もこの界隈に足を運んだにも関わらず、実は江ノ島に上陸したのは初めてでした…(^ ^;)ハハハ。
門前通りに立ち並ぶお店を眺め、どこも旨そうな気配は感じたもののちょっと気になる路地が。
こんな路地の奥にもお店があるのです。ちなみにこの路地を進むと江ノ島の西側の海岸にまで出ることが可能。
なんか美味しい予感しかしない佇まいですが、店先のおススメメニューを見てみると『島内唯一の漁師のお店』とっ!?
これは入らないワケにはいきますまいっ!と。
店内は普通に定食屋さんな雰囲気で、お一人さま用のカウンターにテーブル席、そして座敷席がございます。
カウンターの上には海辺のお店っぽく珊瑚なんかが置いてあったりと(笑)
金沢から戻ってきて以来、なかなか海モノばかりなメニューのお店に出会う機会がないんで、どれもこれも旨そうにしか見えません。
決めあぐねていると女将さんが、『おススメは刺身定食!』とおしゃるんで刺身定食をご注文です。
それとせっかくだからシラスが喰いたいなぁ~と生シラスを頼んでみたら、どうも、生シラスというモンはこの時期は提供してなくて、3月にならないと喰えないそうです。勉強になりました。
生はないんで釜揚げシラスのシラスおろしを追加で。
そんなこんなで刺身定食とシラスおろしなのですっ!
いやぁ~この手の定食、金沢時代が懐かしい……(遠い目)。
なにがうれしいって、すべて白身魚のお刺身です。
この日の刺身は、まずかますの骨煎餅にスズキ、真鯵、平目にイナダ。
どれもこれも新鮮でプリップリな白身です。いやぁ~重ね重ね金沢が恋しくなってきます…(T^T)涙。
何気に気に入ったのがカマスの骨煎餅。当然のことながらパリパリですが、塩加減が強すぎずちょうどいい塩梅。
定食には小鉢もいくつか。
ご飯とお味噌汁も当然ながら付いてきます(笑)
こちらがシラスおろし。大根おろしに釜揚げシラスが乗ってるというよりも、釜揚げシラスに大根おろしがちょいと乗ってるというシロモノ(笑)
ちょいと醤油を垂らしていただきます。
いやぁ~久々に白身魚を堪能させていただきました。
こっちで食べる刺身定食としてはコスパ高いほうだと思いますが、同じ値段だと金沢ならこの1.5倍のお刺身がいただけます。
やっぱり、金沢って魚好きには申し分ない街だったなぁ~と。
江ノ島からの帰りも強風吹き荒ぶ江ノ島大橋を今度は風に押されながら帰るのです。
途中、防波堤に打ちつける波しぶきがすげぇ~なぁ~と思ってシャッターを切ったら、遠くに富士山の陰が見えてたり。
やっぱりこの辺て風光明媚ですなぁ~。
こういうところで暮らしていると心が豊かになりそぉ~です。
風に飛ばされながら賢明に飛んでいるカモメさんは、たまたま白い三連星ジェットストリームアタックを仕掛けるフォーメーションになってたりと、この強風さえなかったらもっと楽しめただろうにと思いつつも、やっぱり良いところだなぁ~と実感した鎌倉・江ノ島でございます。