池袋西口・北口駅前はその路地路地に必ずといっていいほどラーメン屋さんが存在する、なかなかのラーメン激戦区なのでございます。
そんなラーメン好きにはたまらない環境に身をおくボクですらもいまだかつて入ったことの無いお店は多々ありまして。
今回は以前から興味はあったものの、なかなかお店に入る機会が無かった『生粋』さんに初潜入なのでございます!
外観はこんな感じ。なかなかの古めかしさがレトロな佇まい。
店内は田舎の居酒屋かっ!?と思わんばかりの白熱電灯色なのです。居酒屋感が否めないのは、店内に一歩足を踏み入れたときからフワッと流れてくる焼魚の匂い。
この『生粋』さんの名物は秋刀魚の塩焼きで採った出汁なのですっ!!
お店に入ったら券売機で食券を求めましょう。でも、初入店のボクには生粋さんのメニューがよくわからず......。でも大丈夫!店内のいろんなところにメニュの紹介が貼ってあります(笑)
券売機の上にはこんな感じで。でもそれぞれがどんなラーメンなのかまではわからず。
横を見るとこんな短冊メニューが。それぞれの解説が入ってます。これを参考にチョイス!
見た目はこちらの写真つきメニューで最終確認を!(笑)
ちなみに店内は調理場を囲むようにコの字のカウンターのみ。カウンターの調味料は唐辛子にブラックペッパーとお酢。
今回は初めてなんで、券売機左上の法則に則っておすすめの上正油そばをご注文。勢い余って軟骨入りつくねだんごもトッピングしてしまったのです...(^^;)ハハハ。
上正油そばの具は水菜にメンマ、チャーシューに海老煮玉子。チャーシューは箸で持つとホロホロと崩れていくほど柔らかく、甘めに煮込まれてます。
そしてこちらがトッピングした軟骨入りつくねだんご。なにげにラーメン屋さんでつくねを出してくれるところは好きなお店だったりします(笑)こちらのつくねは名前どおり、コリコリとした食感の軟骨がいぃ~按配。鶏肉はきめ細かい感じで、個人的にはモチっと粗めでもいぃ~かなぁ~。
それとこちらの玉ねぎスライス。別椀で出されてきます。味を見ながら調整といったところでしょうか。
麺は中細ストレート麺。出来上がりはちょい硬くらいで、それほど太くないのにモチモチっとした食感が楽しめます。でもダラダラ喰ってると麺細いんで柔くなるんで注意!(笑)
麺を半分ほどいただいた後で玉ねぎイン!想像通り、玉ねぎが入ると舌がリセットされて味全体がさっぱりと感じます。
説明が遅くなりましたが、生粋さんのラーメンはなんといってもこのスープが肝っ!
秋刀魚の塩焼きで採った出汁はまるで秋刀魚を食べているかのよう。しっかりとその味が舌に伝わってきます。なのに、魚臭さはまったく感じません。正油と相まったところで、秋刀魚の甘みが出てるのか、正油辛さはまったく無く、甘みとまろみで特に魚好きにはこの上ない喜びを感じる味なのです。
とりあえず、有名どころは試してみよう!とラーメングランプリのサイドメニュー賞を受賞したという串卵飯!
タレは秋刀魚正油がかかってます。絶対旨いヤツじゃん!!という感じ(笑)
で、まずはご飯にオンなのです。
見た目は悪いですがかき混ぜ後。いやぁ~秋刀魚正油の甘みがサイコーな玉子かけご飯(TKG)なのです。これかなりのレベルかと。
そんなこんなの生粋さん。まだまだ味わわねばならないメニューが目白押しなのでございます(笑)