週末の深夜、中年男が独り黙々と旨そうな料理を大人喰いする飯テロドラマ、『孤独のグルメ』。
晩御飯も一通りお腹が落ち着いている時間に、このような番組を観るのはかなり精神衛生上よろしくないのである。
しかも、井之頭五郎が選ぶお店がなにかとボクの好みなのだから余計によろしくない...(^^;)ハハハ。
そんな毎週悶絶しながらも観てしまう『孤独のグルメ』で五郎さんが貪り喰っていた渋谷のお店が、こちらの『長崎飯店』さん。
場所的には道玄坂をちょいと入った路地とでもいえばいいだろうか。
路地の入口から先は、なにかと怪しげな昭和な雰囲気の路地にある。
『昼食』の『ランチ』セットはこの日は3種類。ご自慢のちゃんぽん、皿うどんのほかにご飯モノ。
この日は木須肉ライスというモノ。
店先には昭和な街の中華屋には必須のサンプルが。
店内はランチタイム終了間際なのに次から次へとお客さんが吸い込まれるように入っていく。
小ぶりなお店かと思いきや、奥のほうにも客席が広がり、けっこうお客さんが入っても大丈夫な間取りである。
当然のことながら、丸テーブルは相席で!
メニューのシステムをちゃんと把握してなかったんで、再度店内のメニューを確認。
ちなみにセットメニューはなにがセットかというと、ご飯、スープ、お新香が付くということらしい。
テーブルの調味料チェック!
塩胡椒、ラー油に醤油とお酢と定番の調味料のほかに、
皿うどんといえば、地元の定番『金蝶ソース』!!
長崎出身のうちの相方さんにいわせると、金蝶ソースは欠かせないようで(笑)
ちなみに隣に座ってたおばあちゃんはちゃんぽんにこの金蝶ソースをドバドバかけておりました...(^^;)ハハハ。
せっかくの機会なんで、ここは五郎さんを見習って大人喰いをすべきであろうと、まずは特上ちゃんぽん!
なにが特上かというと、店員さん曰く具が五目なんで特上とのこと?
おそらく並ちゃんぽんでも五目以上の種類の具がのってると思われるが、特上の具は海鮮モノがゴロゴロ転がってます(笑)
麺はちゃんぽん麺。コシがあるのとはちょいと違う、ちゃんぽんならではもモチモチっとした食感。
ちゃんぽんのなにがいぃ~って、具のエキスがたっぷり入ったこの残りのスープの味わい。
これを飲み干すために、具や麺を取り除いて喰うという感覚なのです(笑)
すでに、ちゃんぽんだけでも満腹中枢はアラームを出していたのですが、大人喰いをするために皿うどんの並...(^^;)ハハハ。
こちらが並の具。おそらくちゃんぽんの並もこれと同様の具かと思われます。
皿うどんといえばこのカリっと揚がった硬麺!
しばらく放置して、ちゃんぽんを先に平らげて、その間に具のタレが染みてクタっとし始めた頃合にいただきます。
最初はノーマルに、次にお酢とからしで。
さらには酢醤油、そして金蝶ソース。
最後はお酢と金蝶ソースで。
皿うどんは調味料を駆使していろんな味を嗜めるのが嬉しぅ~ございます。
がっ!?周囲で皿うどんをいただいていた方々はほぼ皿うどんの柔麺をいただいているのです。
柔麺とはちゃんぽん麺のことらしく、ちゃんぽん麺に皿うどんの餡がかかっているというシロモノ。
これがとにかく旨そうなのです!?
家に帰って、うちの相方さんに聞いてみると、長崎では皿うどんの柔麺なんて普通のことらしく...(^^;)ハハハ。
次回は是非特上皿うどんの柔麺に挑戦なのですっ!!