北関東の関東ローム層の北限でこの世に生れ落ち、育ってきたボクとしては、らーめんといえば近所の商店街の中華屋さんのらーめんか、特徴的なものは街で唯一の札幌らーめんのお店の味噌ラーメンくらいなものだったのだ。
大学入学と共に上京して初めて口にした、背脂醤油豚骨系のホープ軒や赤坂らーめん、それに札幌味噌ラーメンの味源との出会いのせいで、その後のボクの食生活におけるらーめんの比重を高めざるを得ないほどに衝撃的だったのだ。
その後、社会人となってから衝撃的な出会いをしたのが九州じゃんがららーめんである。
豚骨らーめんではあるものの、東京風に独自の進化を遂げた豚骨スープは、当時他に類を見ないまろやかで飲みやすいスープであり、ボクを夢中にさせるのに最初の一杯で十分であったのだ。
そんな九州じゃんがららーめんとも幾星霜。仕事の絡みで赤坂に出向く機会がなくなると、自然と足も遠のき......。
うちの相方さんと人生を共に歩むようになっても、九州出身でらーめんというと豚骨らーめんかちゃんぽんしか喰わないうちの相方さんなのに、なぜか九州じゃんがららーめんには興味が無く...(; ;)ハラリ。
なかなかその味わいに再び出会う機会が無かったのでございますが、実は池袋西武百貨店にあるよ!と聞き!?
ついついリモートコントロールをされているが如く、九州じゃんがら西武池袋店に吸い込まれていったのです。
というか、池袋の東西百貨店のレストラン街って、だいたいお昼時はどこも並んでいるんで、週末ランチの候補に挙がることってまずないんですよね。我が家の場合。
なので、レストラン街に九州じゃんがらがあるなんて、気づきもしませんでした...(^^;)ハハハ。
そんなこんなで、池袋西武のレストラン街にございましたっ!?九州じゃんがららーめん!!
相変わらず、ゴチャ付いた店構えです。じゃんがらのお店って、どこもゴチャついてますよね(笑)
店内もいろいろとゴチャついてます。一段高いとことにある厨房も昔から変わらないお店のつくり(笑)
かなり久々な九州じゃんがらさんですが、メニューも新旧取り揃えてございます。
やはり、九州じゃんがらにぼんしゃんは外せないですなぁ~。
こぼんしゃんくらいまでは知ってましたが、今風なつけちゃんにじゃんがらみそは初めて知りました。
この辺も新しめ?東京醤油にビーガンらあめんなるものも。
久々すぎて、いろいろと目移りばかりでなかなか定まりません...(^^;)ハハハ。
こちらは、各種セットメニュー。
注文が定まらない中、気を落ち着かせるべく店内を見渡します。
でも、ゴチャゴチャしすぎてかえって気持ちが落ち着きませんっ!?!?...(; ;)ハラリ。
豚骨らーめん系のお店はどこもそうですが、テーブルの調味料が充実しております。
辛子高菜に紅しょうがは必須ですな!
そんな中、結局この日注文したのは、ボクにとっては新しめなじゃんがらみそにめんたいごはん。
後から気がつきましたが、めんたいがかぶってます...(^^;)ハハハ。
でも、九州じゃんがらで昔衝撃だったのは、らーめんに明太子が入ってることだったんですよ。
なので、めんたい入っているのは外せず(笑)
こちらが、九州じゃんがららーめんをベースに合わせ味噌をいれた、『じゃんがらみそ』。
ぼんしゃんに味噌入れてくれないかなぁ~と聞いてみたところ、それはできないそぉ~です...(^^;)ハハハ。
具は全部入り!
めんたいにメンマ、炙りチャーシューに味玉、角煮な角肉!
味玉は+何十円かで半熟玉子に替えられます。
味噌ラーメンですが、麺は豚骨らーめんならではな細麺ストレート。
こってり味噌スープには中太縮れ麺が合いますが、豚骨ベースのまろやかな味噌スープには、この細面ストレートがちょうどいいのですっ!
当然のことながら、豚骨らーめんには替玉が必須!
半分の麺量の半替玉を頼んで、そこにカウンターにある替玉出汁をぐるりとかけてから投入です。
豚骨にあった、まろやかな味噌スープ。
もともと味噌ラーメン好きなボクですが、最近は豚骨らーめんのスープに味噌を加えた味噌スープにハマってます。
博多天神とかでも味噌ラーメンがおすすめです(笑)
なんか、テンション上がって頼んでしまっためんたいごはん。
これはあってもなくてもよかったかな...(^^;)ハハハ。
そんなこんなな九州じゃんがら。豚骨らーめんとはいえ、関東人にも食べやすい豚骨らーめんでございます。