平日のお仕事タイムを除き、ほとんどの時間、衣食住を池袋文化圏で過ごすようになり早10年。
これほどの時間を池袋駅を中心にウロウロしていても、いまだに足を向けたことがないお店が多々ある。
池袋西口、色褪せたピンク色の昭和感ダダ漏れなロサ会館1Fに鎮座ましまして在らせられるこちらの『清江苑』さんもそんなお店の一つ。
これまで、何回何十回とこのお店の前を行き来してきた10年ですが、なぜか立ち入ることがなく。
このたび、ついに足を踏み入れることに相成りました。
なんとこの清江苑さん、創業昭和45年という老舗なのでございます。ということは今年で47周年。東京オリンピックの年には50周年というめでたい年が重なるのでございます。
なんか池袋西口のこの界隈の焼肉屋さんて、ファミリーユースというよりも、夜のお仕事な方々向けなお高いイメージを勝手に持っていたんですが、なんか思いのほかランチはリーズナブル!?
店内はブースで区切られてちょいと夜な雰囲気が(笑)
でも、かなり清潔な感じがします。
ランチメニューはこんな感じ。これなら、このあたりのビジネスマンでもランチに焼肉!が可能な価格帯です。
この日ボクが頼んだのは、おススメな感じの厚切り盛り合わせランチ。
まず運ばれてきたのは、キムチにナムル。それとサラダ。
サラダもランチだからといって、作り置きのものを運んできたという感じではありません。通常焼肉屋のランチのサラダって、作り置きでちょっと水分が無くなりはじめてて、野菜が枯れ気味ですが、清江苑さんおランチサラダはしっかりと瑞々しさを保ってます。
そして、厚切り盛り合わせランチが登場。
壷カルビのように壷に入った厚切り肉と韓国風冷奴にスープ。
スープは本日のスープから選べます。この日はわかめスープかモツのスープ。
ボクはモツのスープで。
このモツ煮のような、ちょっと味噌風味なスープがなかなかでございます。
壷の中には南瓜、ネギ、ニンジンといったお野菜にカルビ、カルビ中落ち、そしてハラミの3種のお肉が入ってます。
とりあえず、ハラミとカルビをジュワァァァ~。
厚切りなんで、肉用バサミで切っていただきます。
値段が値段なんで、口に入れると溶けてしまうというような霜降り肉ではないものの。赤身中心で、肉の旨みを十分に堪能できるお肉がいただけます。
なかなかコスパは高いと思うんで、これまでの安楽亭に加えて、我が家での焼肉の巡回路に加わりそう(笑)