2007年10月13日。我が家のお二人様は神さまの前で契約を取り交わし、
健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くす
と誓ったのです。
以来、月日は流れに流れ、今年の10月13日で結婚生活丸10年!?
大病もなく、大喧嘩もなく、いまだに愛情が薄まらない日々を過ごせていられるのは、ひとえにボクの努力...いやいや、うちの相方さんの広き心の賜なのでございます。
そんな結婚10周年、職場のレディースに
♂『今年はスイート・テン・ダイアモンドなのだ!フハハ!!』
と申し上げると、そもそも今の30代はスイート・テン・ダイアモンドと言う言葉も意味も知らないという!?!?
バブル当時、まだ青い春を謳歌していたボクにとって、婚約指輪に給料の3ヶ月分を投資せねばならず、10年経ったらダイヤモンド10個付いたもんを贈らなければならないとは、いったいボクは大学を出たらどれだけ社畜と化して馬車馬のように働かなければならないのか?
愛というモノは、結婚というモノはそれ以上の価値があると言うことなのか??
と大人の階段を上ることを躊躇していた洟垂れ小僧でしたが、それに比べるとそんな悪魔の呪文を知らないですむ今の若人はある意味幸せなのかもしれません。
そんな結婚10周年の記念旅行は名古屋!
スイート・テン・ダイアモンドなんて興味無い!いらない!!という女神様以上の慈悲深いうちの相方さんの唯一の望みは、友だちに会いに名古屋にいきたい!!と。
ボクとうちの相方さんが付き合うキッカケを陰に日向にトラップを仕掛けて、徐々に二人の距離を縮めてくれた共通の友人がいまは東京を離れて名古屋で暮らしているのです。
2014年の夏に我が家が金沢に引っ越してから会っていないんで、3年ちょいブリ!
そんな彼女に会いに今年は名古屋なのですっ!!
午前中にうちの小春さんをペットホテルに預けて、お昼発の新幹線。
なので、乗車前に東京駅内で駅弁物色なのです。
うちの相方さんは、このeashionのイベリコ豚重がお気に入りなんだそうで。
そういえば、以前も新幹線でどっか行くときに買って食べたよなぁ〜。
ボクはeashionご自慢のイベリコ豚に、山形育ちのハンバーグのコンビ弁当!
イベリコ豚重のイベリコと山形ハンバーグが半々。
ご飯の量もけっこうどっしり入ってます。
こちらのイベリコ豚の焼肉、これ旨すぎです!
以前の味の記憶をすっかり忘れてましたが、タレの甘辛さと良い、豚肉の柔らかさ、そして脂身の甘さのクドく無さ加減といい、すべてが素晴らしぅ〜ございます。
こちらの山形育ちのハンバーグはデミグラスでも照り焼きソースでもなく、塩だれをかけていただきます。
厚みもしっかり、ボリューム的にはお店のハンバーグと変わりません。
ただ、ちっとサッパリしすぎかなぁ〜。
これならつばめグリルのハンバーグ弁当の方がボクは好きです...(^^;)ハハハ。
そんなこんなしているうちにあ゛っ!?という間に名古屋へ。
東京〜名古屋間だったら、のぞみよりもひかりくらいの方がもうちょっとのんびり出来ていぃ〜かもしんないですなぁ〜。
そんな名古屋は、2年ほど前に仕事で降り立っただけで、プライベートではこれまでの人生になんの関わり合いもなかった土地(笑)
右も左もまったくわかりません。ましてや地図の読めない男としてはGoogle先生がいらっしゃらないとどうにもこうにもどこにもいけないのでございます!
あ゛っ!?ちなみに名古屋話で言うと、唯一の想い出は大学4年次に3年生に対するゼミの面接試験の面接官をやったときのこと。
面接を受けた3年生が自己紹介をすると、名古屋の出身だというのです。
で、面接官としてボクがした質問が、
♂『名古屋って行ったこと無いンだけど、名古屋を一言で説明するとどういうところ?』
それに対する学生の回答が、
学『文化の通り過ぎる街です。東の文化も、西の文化も名古屋は通り過ぎて東京から大阪へ、大阪から東京へ行ってしまいます。』
言い得て妙なこの回答にボクは即答で採用した記憶がございます(笑)
そんな名古屋と言えば、なにはともあれまずは名古屋城でしょう!
とホテルに荷物を預けて、名城線で名古屋城へ。
平日の14時過ぎということもあってか、修学旅行も団体旅行の面々もおらず、閑散とした入口。
ちなみにこちらは東門です。
東門から天守閣に向かう途中には二の丸が。
そんな二の丸の見えるところには加藤清正公が石を曳いてございます。
安土桃山の城普請といえば清正公ですなぁ〜。
東門から二の丸の脇を正門まではまっすぐに吹き抜けた二の丸広場が。
まだ開催はしてませんが、盆栽展の準備が進んでいました。
こちらが正門。東門よりは多少は賑々しい...(^^;)ハハハ。
正門脇にはさっそく金鯱の実物大レプリカが。
必勝かやの木がありましたが、なにも必勝を誓うことなくそそくさと進みます(笑)
正門の辺りまで来ると天守閣がちゃんと見えてきます。
でも、石垣を伝っている配水管?がなんか興ざめ...(^^;)ハハハ。
今の名古屋城は復元城なんで、天守閣内は展示館になってますね。
ここにも金鯱が(笑)
知ってはいるけど改めて復元城ってことを目の当たりにするとテンション下がってきます...(^^;)ハハハ。
天守から観た名古屋市内。
晴れてればよかったんですけどねぇ〜。
天守閣内部を徘徊していて一番テンション上がったのがこの天守吹き抜けの螺旋階段!
これはなかなかゾクゾクが停まりません(笑)
なぜか下から上を見上げてもゾクゾクします。
展示フロアにあった現在絶賛復元中の本丸御殿の模型。
これも出来上がると見応えはあるんでしょうねぇ〜。
天守閣を後にして金鯱を見上げると不思議な光景がっ!?
なんと、左の金鯱には一羽も停まっていないのに、右側の金鯱だけがカラスに襲われてます(笑)
そんなこんなな天守閣を後にして、現在一部だけ公開している本丸御殿へ。
本丸御殿内部は檜の香りが充満しております。
なんか、檜アレルギーを発症したらしく、本丸御殿に入った途端に鼻水がグジュグジュ...(^^;)ハハハ。
しかし、どこもかしこも狩野派の金キラ襖絵がお見事です。
花鳥風月、風光明媚?こんなに金キラだと落ち着かないよな......。
この天井が一番お金がかかっているらしく、ただの黒格子の天井ではございません。
格子の中はすべて金箔が貼られていて、この金が反射して一定の明るさを保っているという、エコなテクノロジーなのでございます。
と案内のお兄ちゃんがいってました(笑)
そんな名古屋城を2時間以上たっぷり時間をかけて見学して、改めてチェックインしに名古屋駅のホテルへ。
今回の旅でお世話になったのはJR名古屋駅に直結しているJRゲートタワーホテル。
まだ新しいみたいですね。
エレベータを降りると目の前はこんな感じ。
ここ数年どこもかしこもこげ茶で汚れが目立たないAPA風な内装ではなく、木の色と緑と白が貴重なlohas風な色合い。
客室フロアの廊下はこんな感じ。
20Fの客室からの眺めはこんな感じでした。左下に線路が。
でも、曇ってんだよなぁ〜晴れてたらなぁ〜。
ビックリしたのは室内の照明、エアコンから何から何まで全部このタブレット制御なのです!?
IOTな時代ですなぁ〜。
そんなこんなな結婚10周年の名古屋旅!
これからしばらく名古屋ネタが続きます(笑)