思い返せば、うちの相方さんと結婚したばかりの頃、池袋東口
春日通りを散歩していたときに気になったお店が『レストランyuki』だった。
以来十年あまり、入ること無くいつの間にか忘れてしまったこのお店の前を、以前東京小町食堂まで足を伸ばして行った際に、再び通りかかったのである。
十年ぶりに蘇るレストランyukiの記憶(笑)
ということで、今度は忘れないように行ってみました(笑)
この見るからにモヤモヤさまぁ〜ずで入りそうな昭和なイキフンがプンプンする店構え(笑)
入口のサンプルを覗くと、なんか気になるメニューが目白押し。
特にアメリカンライスなるモノが気になって仕方が無いのです(笑)
店内に入ると......ここはバーかスナックなのでしょうか??と思えてしまうレイアウト...(^^;)ハハハ。
カウンター席の前には大きな水槽が二つも。
なかはもはや鮒であろう!というほど大きく成長した金魚さんがお迎えしてくれてます(笑)
テーブルにはメニューが無く、キョロキョロしているとおばちゃんが
おば『ランチはこちらだよぉ!』
と仰るんで、ランチメニューを伺いに。
あのアメリカンライスは夜しかやってないのだろうか?ランチメニューには書かれていない!?
テーブルには小皿つまみのメニューだけあるんだけど、これもランチタイムはやってるのかどぉ〜かわからない。
謎多きお店なのである。
とりあえず、初見なんでよけいなことはせずに、素直にランチメニューからオーダーするのです。
うちの相方さんが頼んだのはしょうが焼き。
おばちゃんが持ってくるときからジュージューと美味しそうな音を立てて、しょうがダレが鉄板で焦げる匂いと大量の湯気で食欲を増し増します(笑)
湯気が収まるとこんな感じ。
このちょい厚めのポークソテーのようなしょうが焼きのお肉、柔らかくて脂身にくせがなく、甘味が程よいかなり旨い豚肉!
しょうがダレもうちの御母堂さまが作ってくれていたしょうが焼きのような、母の味といった味わい。
ボクはじゅーじゅーカルビ焼。
名前の通り、こちらもごらんの通りなじゅーじゅー具合。
お肉と鉄板の間で野菜が蒸し焼きになるくらいのじゅーじゅー具合なのです(笑)
鉄板から匂い立つタレの匂いだけでもご飯がいただけそう。
一段落落ち着くとこんな感じ。
カルビ焼はお肉もさることながら、どちらかというと蒸し焼きになった野菜がタレと絡まりなかなかの旨味を発揮しております。
ちなみにランチにはご飯に味噌汁と、小鉢がひとつ付いてきます。
この日の小鉢は厚揚げと蒟蒻の煮物。
モヤさま的イキフンではありますが、なかなかにモヤさま的フレンドリーさを持つおばちゃんのお人柄と、家庭的な味わいの料理が美味しいお店でございます。
そんなこんなしていると、後から入ってきたお客さんがアメリカンライスを注文しており......なんかランチでもいえば作ってくれるみたいです...(^^;)ハハハ。
今度はアメリカンライスを絶対試すのだっ!!