日に日に秋も深まる11月の下旬。
職場の一面の窓から眼下に見える日比谷公園の紅葉もそろそろかなぁ〜と思い、ちょいと撮っておきますかと日比谷公園へ。
先日ポチったUtulensの実力と限界を試してみようとフルサイズのLeica M TYP240にUtulensを付けて朝の日比谷公園なのです。
ちなみにUtulensをLマウントだからといってそのままLMアダプタ噛ましてLeica Mシリーズに付けるのは仕様外なんで自己責任で。
Utulensは写ルンです同様というか写ルンですのレンズそのものなんで、常に1m以上はパンフォーカス。
なのでLeica Mに付けるとピント合わせする必要ないんで、なんかLeicaを冒涜してるというか、虐め倒しているようで、それはそれで快楽なのです(笑)
しかもパシャパシャ撮れちゃうし。
ここはちなみに園内の鶴の噴水がある雲形池の紅葉。
Utulensでもこれくらい撮れてしまいます。
これもデジタルのセンサーのおかげなのか、Utulensの実力なのか
ちょっと光の加減が変わるとフレア発生で赤みがかってしまいますが...(^^;)ハハハ。
この日は左手でレンズの周りをガードしつつも赤みは発生します。
ほぼ順光気味で撮るとフレアは発生しませんが周辺減光は出てますね。
でもこういう雰囲気は写ルンですっぽくて嫌いではありません。
色味的に赤みはあるモノの中央部分だけトリミングしたらけっこうイケルンぢゃないかなぁ。
上のビルの歪曲ぶりは如何ともしがたいですが...(^^;)ハハハ。
まさに日比谷の紅葉も真っ盛りな感じです。
この日の日比谷公園は鍋フェスティバルだったようで、まだ就業時間前にも関わらず、早くも開店待ちなお客さんがちらほら。
大銀杏の隙間から朝日。
なんかブラブラしてたら埴輪がいらっしゃいました...(^^;)ハハハ。
なにゆえ??
雲形池の周りをぐるっと回ってまたパシャリ。
この辺りが一番紅葉っぽい雰囲気を醸し出してます。
そんなこんなな朝の日比谷公園の紅葉でした。
Utulensでも思ってた以上に写るらしいことは確認できたかねぇ。
そんなこの日は午後は本郷へ。
集合時間を1時間ほど間違えて居たボクは、やることないんで本郷キャンパス内を散策に。
東大本郷キャンパスは銀杏の木が多いようで、キャンパスに入るとどこに居てもぎんなんの香りに苛まれます...(^^;)ハハハ。
朝はUtulens付けてなんで、こちらではCanonのオールドレンズ、Serena 50mm f1.8に付け替えて紅葉狩り!
たまに使う喫煙コーナーで一服していたら、眼下に紅葉らしい紅葉を発見。
早速カメラを向けてみた。
Leica M TYP240のセンサーはコントラストが結構ハッキリ出るようで。
これはLeicaマエストロがそういう調整になってんだろか?
先ほどの紅葉の下にいって、逆に上向きで撮ってみた。
三四郎池はキャンパスにあるといっても、平地にあるワケではなく。
というか本郷通り側のキャンパスは実は山の上なんですねぇ。
キャンパスは安田講堂の奥に向かって崖が切り立つように下り坂になっていて、その降り立ったところに三四郎池があるのです。
なので三四郎池から正門や赤門に向かう方向は山が聳え立ってる感じ。
三四郎池の辺に経つと、ほどよい紅葉が。
なんか奥はオールドレンズっぽいグルグルボケになってますな(笑)
本郷キャンパス内は銀杏だらけなんであまり赤系の紅葉はありません。
この三四郎池周辺くらいかな。
三四郎池の辺でちょうど良い感じの母子が散歩していたんでパシャリ。
切り立った山からはこんな風に三四郎池に向かって水が流れていきます。
こちらは正門前の銀杏並木。
いやぁ〜ぎんなんの匂いが香ばしぃ〜(笑)
東大の大銀杏はなかなかの存在感なのです。
50mmではとても収まりきらない大銀杏さん。
逞しい幹なのです。
大銀杏の中から外に向かって。
幹のところに寄りかかると、大銀杏の中に取り込まれるような錯覚に。
最後は正門から赤門に向かう銀杏並木で。
日頃ただ歩いているだけだとなかなか季節感を感じること無く通り過ぎてしまいますが、カメラを手にしながらだとそこかしこに季節を感じられるモノでもあります。
いつもと違う日常をカメラとともに。