相変わらず沼の魔力は恐ろしく、少しでも気を緩めると瞬く間に吸い込まれ、気がつくと知らない間に新しいLeicaのアクセサリーを手にしてしまう今日この頃ですが、今回は初めて実用面での必要性から、理性による制御の元にLeicaのアクセサリーを買い求めたのですっ!!
と胸を張って言うことでも無いのですが...(^^;)ハハハ。
現在のボクのメイン機材がこれっ!
Leica M TYP240にElmar 135mm f4.0のこの組み合わせ。
いまどきのAFズームレンズであれば、多少レンズ鏡胴が長くとも太さもあるんでボディとのバランスが取れるというモノの、Leica M型にはズームレンズなる現代の文明の利器なんてものは無いのです。
男は潔く、広角、標準、望遠の3種類のレンズを使い分けてこそなのだ!
とズームレンズの潔さよりもLeicaであることの心の安定を取ったモノは精神世界に訴えかけて日々精進するのです。
なにゆえ、こんなアンバランスな望遠レンズを付けているかというと、なによりネコ歩きminiのため。
近所のもうかれこれ2年間見知った猫さんであれば、50mmの標準でも寄れるモノの、街であった初見の猫さんともなれば当然のことながらこちらを警戒して、なかなか寄ることは困難なのです。
かの巨匠、岩合光昭氏であれば何時間も時間をかけて初見の猫との距離を縮めていくでしょうが、うちの小春さんを連れ歩いているボクにはそんな時間は無いのです!
となると望遠レンズで適度な距離から狙うしかなく、泣く泣くこのヒョロッと細長いElmar 135mm f4.0を装着して池袋の街をブラブラ。
その姿はまるでヘンタイであろうことだろうなぁ〜と思いつつ...(T^T)涙。
いや、実際端から見たらきっとヘンタイなのでしょう(笑)
そんなLeica M TYP240とElmar 135mm f4.0もここ数ヶ月毎週持ち出して使っていると、クセが気になってくるよぉ〜で。
そもそもが現代のレンズコーティングがされたモノでは無く、1960年製のかれこれ58歳のオールドレンズなのだ。
なので、ちょっと対象と距離を取って写真を撮ると、間の光を拾いすぎてかるくフレアー気味になりがちだなぁ〜と思うようになってきたのだ。
これはちゃんとレンズフードを付けた方がイイのではないだろうか?と。
これまで、モノとしての魅力に発病して数々のアクセサリーを手にしてきたボクが、初めて『必要』という物差しで求めたレンズフードがこちらのLeitz IUFOOである!
これまでのITDOOや12585と同様に、Elmar系のレンズの凹の部分に爪をはめ込んで固定するタイプ。
IUFOOはのちのち12575と番号で呼ばれるようになったらしい。
ちなみにElmar 135mmの他にElmar 90mmでも使えます。
なんか外観にスレとか一切無く、かなりの美品!
これまで入手したLeitzのレンズフード、35mm・50mm用フードの12585、同じく35mm・50mm用フードのITDOOに今回の90mm・135mm用フードのIUFOO。
なんだ、ほぼこれでLeitzレンズのフードが賄えてしまうではないですかっ!?
で、このIUFOOをElmar 135mm f4.0に装着すると、
さらにニョキニョキ度が増し増して、ヘンタイ度が急上昇でございますっ!?
どぉ〜するっ!?ヲレっ!!
もぉ〜通報されたらされたで、素直に従うしかございません。
これで、猫さん達のご尊顔を拝謁できるのであれば、それ以上の幸せはないのですからっ!おそらく...(^^;)ハハハ。