この一年近く、あらゆるLeica沼に足を絡め取られてもはや沼に居心地の良さを感じ始めてくるくらい重度の病状に苛まれておりましたが、先日Nikon Dfをお迎えしてからは、ひょいとLeicaから抜け出してしまい、となりのNikon沼に自ら飛び込んでしまっている今日この頃......。
バカは死んでも治らないとはよくいったモノでございます。
Leicaと違いNikonの中古レンズはそれはそれはお財布にも罪悪感にも優しい悪魔なのでございます。
50mmを越えるLeicaの広角レンズに比べて、Nikonの広角レンズは数分の一からモノによっては十分の一以下。
これまでLeicaでは望むべくもなかった24mmレンズなど、ついついポチッてしまうのです...(^^;)ハハハ。
こちらはマルチコート化されて1972年に発売されたNIKKOR NC AUTO 24mm f2.8。
まぁ、年代物なんで筐体もそれなりにスレだらけ。
まだAi化される前のNIKKORレンズなんで、いわゆる非Aiレンズと言われているものになります。
絞り羽は綺麗に円形。
この非AiレンズはDf以前のNikonデジタルカメラには装着できないというシロモノだったんですが、Dfでは昔々の非Aiレンズも装着出来てしまうというカラクリ!
マウント右上のちょっとした四角い出っ張りが露出計連動レバーの通常時の状態。
この連動レバーが非Aiレンズを装着する際に引っかかって邪魔になってしまうんですねぇ。
このレバーを押し上げてすき間に収納することで、Dfでは非Aiレンズも装着可能になってしまうのです。
DfにNIKKOR NC AUTO 24mm f2.8を装着して見たお姿。
Dfのデザインがクラシックなこともあり、45年以上も前のレンズを付けても違和感ございません(笑)