Leicaレンズに比べると呆れるほど安くて種類豊富なNikonレンズ。
Nikon Fから始まるNikon一眼レフの時代時代のレンズ情報を貪っていくと、いくつかきになるレンズが出てきてしまいます。
でも、Nikon沼は水深浅そうだから!と気にせず沼に漬かって行ってしまうところが、かえってコワさを感じさせる今日この頃...(^^;)ハハハ。
いろいろと情報を漁っていると「気になる一本」的なコーナーで必ず上げられているのが『ヨンサンハチロク』ことNikon Ai Zoom NIKKOR 43-86mm f3.5。
1963年に発売された国産初の標準ズームレンズといういわばトピック的な一本!
小型で軽くを第一に設計されたためか、周辺光量低下や周辺解像低下。さらには周辺歪曲となかなかクセがスゴい玉ではあるものの、そのクセに魅せられるかたも多いという、銘玉ならぬ迷玉な一本であるらしい(笑)
そんなNikon Ai Zoom NIKKOR 43-86mm f3.5も標準ズームレンズということで当時数が多く出ているために、今では飲み代一回分よりも安く手にできてしまうのである。
この望遠側に鏡胴を伸ばしたときに見えてくるカラフルな髭もNikon Ai Zoom NIKKOR 43-86mm f3.5の特徴の一つ。
今回手にしたヨンサンハチロクは1977年にAi化されてモデルチェンジをしたもの。
発売当初のモデルに比べて、周辺部の崩れは随分改良されたらしいけどさてさて。
このヨンサンハチロクはAiレンズなんで、Dfではそのままの状態で装着可能。
なのでマウント右上の露出計連動レバーもそのままの状態で。
Df本体の露出計連動レバーとヨンサンハチロクのレンズガワの絞りガードの部分が噛み合っているのがおわかりになるだろうか?
ほぼ40年前のレンズを装着したNikon Df。
なかなか精悍な髭でございます(笑)
近すぎて、小豆さんにピントが合わなかった一枚...(^^;)ハハハ。
反対側の小春さんを写したモノの、うちの蛍光灯の光量不足なのか画面全体がボケボケで...(; ;)ハラリ。
このレンズはとりあえずも少し涼しくなってきたら、いろんな場面を撮って、その写り具合を比較してみたくなる一本です!