オールドレンズの母艦としてSony α7Ⅱを検討していた頃、オールドレンズを相手にするんだから当然MFで撮るのが粋なのだっ!
デジタルライカの代わりなんだから、MFで撮ってこそ浮かぶ瀬もあれ!!なのです。
と身を引き締めていたのもつかの間......。
α7Ⅱの情報を漁っていると必ず出てくる例のヤツ、TECHART LM-EA7を早くもお迎えしてしまう羽目に...(T^T)涙。
パッケージはなかなか今どきなデザインを凝らした感じ。カメラアクセサリにしてはLeica以外では珍しい仕上がりなのです。
こちらが本体。
鍵穴のような形状でマウントアダプターらしくないですが、この前方後円墳の前方部分にモーターが内蔵されているのです。
横はこんな感じに。
ボディ側のEマウント部には電子接点がズラリ。
モーターを駆動させる電源もボディから供給されるのです。
こちらはレンズ側のLeica Mマウント部。
話が前後してますが、このLM-EA7なにがスゴいって、マウントアダプターのヘリコイドを伸縮させることでMFレンズをAF化してしまうという力業なのですっ!
なるほど、たしかに理にかなっているのです。
がっ!?マウントアダプター部で無理矢理伸び縮みさせているんで、500g以下のレンズに限りますとの注意書きが...(^^;)ハハハ。
確かに重いレンズ付けて動作させたら、レンズの重みで光軸がズレてしまう可能性も無きにしも非ずで。
ということはLeitz Elmar 135mm f4.0とかElmar 90mm f3.5とかは無理かねぇ。
とにかく、ボディ側にもレンズ側にも従来想定していないヘンタイ的な力業でAF化を実現しているんで、LM-EA7を使用するに当たっては多少のお作法がございます。
でもまぁ、普通にAFで使う分にはたいしたこと無いですけどね。
また、Exifにレンズ情報を書き込むにはレンズの焦点距離毎にちと凝った設定が必要。
そんなこんなで裸のα7Ⅱに装着!
こんな感じで、
合体完了です。
なんかα7Ⅱが髭はやした感じに...(^^;)ハハハ。
グリップエクステンションも付けてるし、ますますデザイン性の欠片もない外観になっていきますなぁ〜。
そこにLマウントレンズのRicoh GRレンズ 28mm f2.8を装着。
なんかGXRにLeitzのレンズを付けたような見栄え(笑)
電源入れて、初期設定するとジジッジジッとちょっと前のAFのような音を発しながらピントを探して動くのですっ!?
思っていたよりも早く合焦します。これいぃ〜じゃんっ!!
なんか健気じゃん!ボク頑張ってピント合わせてますっ!!!という動作が愛おしく感じるのです。
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