TECHART LM-EA7のAF性能は思っていた以上に充分だったんで、これはもうSony α7Ⅱに付けっぱなしかな。
なんて、Leica M TYP240亡き後の代わりとしてMFで使い倒そうとしていた当初の思いとは裏腹に、新しいおもちゃに夢中なのです...(^^;)ハハハ。
とりあえず、クセなくしっかりと写せるRicoh GRレンズ28mm f2.8で試し撮りは出来たんで、次はなにがよかろうか?と。
でも、LM-EA7には500g以下のレンズを推奨なのです。
ちなみにLeica M TYP240では最後のレンズとなったLeitz Summarit 50mm f1.5は本体が300g。レンズフードのXOONSが60g。計360gなんで装着可能範囲。
ということでこのクセ玉に挑戦です。
まずはうちのフォトジェニック、うちの小春さんで。
光量の少ないリビングでもAFに迷いはありません。
むしろこのSummaritらしい写りがα7ⅡでもやはりSummaritかと(笑)
ピント開放f1.5では、ピント以外の部分はもれなくフワフワァ〜っととろけていきます。
出勤の道中、大江戸パブの黒さんに出会う。
なんかこのいつも匍匐前進の様に這いつくばって動いているんだけど、どうも下半身が不自由なのかも。
後ろ脚とかちゃんと成長できていない様に見えるンだよねぇ。
日中、地下鉄の出口から外を狙って。
やっぱりこういうのはSummaritには向いてませんね。
フワフワし過ぎて...(^^;)ハハハ。
絞りをf5.6まで絞ってみました。
ちなみにLM-EA7ではピント合わせの時はレンズは絞り開放の状態で。
じゃないとAFが迷いやすくなるそうで。シャッター半押しでピントを合わせてから、MFレンズの絞りを好きな絞りまで絞ってシャッターを押し込みます。
まぁ、ここまで絞ればSummaritらしさも薄らぐ様で。
地上に上がって日比谷公会堂。
こちらも絞り開放f1.5の時。
四隅の周辺光量落ちが気になります。
で、こちらはf5.6まで絞り込んだ日比谷公会堂。
晴天時はこれくらいでもまだ全然余力がある感じ。f8でも問題なさげですねぇ。
日比谷公園内の売店。絞り開放f1.5で。
暗がりだとモヤモヤ感がごまかせてフィルムっぽい仕上がりに(笑)
モチーフがハッキリしている時は周囲の絞り開放のモヤモヤ感が逆にモチーフを目立たせることになっていいですね。
前を歩くオジサンを。
これもオジサンの周囲だけとろけていって、オジサンに焦点が当たってる感じに。
これは手前の木の幹にピントを合わせて後はぼやかせるつもりだったんだけど、なぜか結構ちゃんと周囲まで解像している!?
なぜだろ?絞ったつもりないンだけど...。
これはSummaritらしい虹色フレア爆発です。
狙い通りというか、EVFで覗いた瞬間フレア爆発なんでテンション上がっちゃいました(笑)
この看板好きなんですよねぇ。以前も撮ったはずなんだけど。
この写真だと薄い膜を通してソフトフォーカスな仕上がりに。
光量が足りないとSummaritで絞り開放だとだいたいこんな感じに写ります。
そして日比谷公園のTUKTUK。
この色合い大好きなモチーフです。
屋根の上の『TUKTUK』にピント合わせしたら、それ以外は盛大にボケまくり(笑)
金属部分は結構しっかりと解像してくれるんですよねぇ。
以前Leica Qで撮った時と変わらない仕上がりに。
LM-EA7では通常時にはレンズは無限遠にしてAFで撮りますが、逆にレンズのピントリングを最短撮影距離にするとマクロモードでAF撮影可能になります。
なので、マクロモードで一枚。
TUKTUKのフロントガラスの陽の光が逆光状態だったんで撮ってみたところ、なんかどこにピント合ってんのかわからない一枚に...(^^;)ハハハ。
会社帰りの池袋。
夜のSummaritはいかがなものかと。
でも開放f1.5のハイスピードレンズはお爺ちゃんレンズといえども伊達ではございません。
まず、LM-EA7のAFが迷うことは全くなく。
少々フワフワな仕上がりは逆に夜のスナップに向いているのかも。
フワフワ感が立体感を持たせている様な気にもなってきます(笑)
手前のカップルとそれ以外の輪郭の違いが夜の街から写真の主人公を浮かび上がらせます。