晩秋の頃合いから朝活お写ン歩に凝りだしたりしております。
中でも最寄りの霞ヶ関駅の一つ手前、銀座駅で下車して数寄屋橋から有楽町、そして日比谷から日比谷公園を抜けて職場に向かうコースがお気に入り。
そのコースの中で、この時期ボク的フォトジェニックだったのがこちらのYURAKU CONCOURSE。
右に行けばJR有楽町駅というまさにJRの高架下の一角。
高架下の暗がりということもあり、このトンネルから漏れ出している場末感がこの界隈のリア充的なノリと相反していて、なんともステキなのです(笑)
昭和の商品看板の定番といえば、大村崑のオロナミンC!
その隣には招き猫(笑)
バドワイザーも萎び過ぎていてステキです。
通路には昭和の映画ポスターが貼られてますが、どれもこれも擦れ、枯れ、破れしておりなんとも言えない慕情が滲み出ているのです。
「集団奉行所破り」ってなにっ!?とか(笑)
けしてバスは止まらないまんぷく食堂前バス停。
そう、この通路、まさに高架下で営業されているのが、まんぷく食堂さん!!
こちらに是非一度入店してみたいと、通る度に思っていたのです。
さらに勘違いしていたのが、何軒かのお店が連なっているのかと思っていたら、端から端までまんぷく食堂さんだったんですね(笑)
店内はこんな感じで、昭和とアメリカンが和洋折衷になったよぉ〜な雰囲気です。
BGMはオールディーズで♪
アメリカンですが、食堂っぽいテーブルのテーブル席。
若人はほぼおらず、入店してくるのは我が家と同じくらいの世代のオジ様、おば様が多いかも(笑)
残念だったのは、メニューがちと違っていた点。
外のオレンジ色の看板に『ビフテキとハヤシライス』って書いてあったんで、ハヤシライスを食べてみたかったんですが...(^^;)ハハハ。
ランチタイムはどぉ〜やらこれだけのよう。
居酒屋メニューはランチタイムでOKなんだろか??
ポテトサラダ食いたい。
この厚切りハムカツの気になります(笑)
下町の味。レバーカツも捨て難し!
ということで、とりあえずこの日はランチメニューから注文です。
まずはワカメのスープ。
昆布出汁のよく効いた優しい味。
すると昭和の洋食屋さんの定番、粉チーズ&タバスコが運ばれてきます。
こちらはうちの相方さんが注文したナポリ&ポークカツカレー。
カツカレーとナポリタンのコンビのよぉ〜なランチです。
こちらはボクは注文したナポリ&ビフカツカレー。
ちょうど食べやすい薄さのビーフカツ。
ミディアムレア程度の火の通り具合で、お肉は柔らかく大変美味しゥ〜ございます。
そして、衝撃だったのがこちらの黒カレー!
ライトの加減で写真では多少色味を感じますが、実が全ての色を飲み込む真っ黒黒助な文字通りの黒カレーなのですってっ!?
どういうことかというと、このカレー、イカ墨のカレーなんですね。
なにゆえイカ墨を入れてしまったのか?
といっても、生臭さは全くなく、カレーの辛味もちょうど良いピリリさ加減でこれ旨し。
でも、イカ墨なんで翌朝シモの方はお楽しみに(笑)
そして、昭和の洋食屋さんの王道的なナポリタンがなかなかの逸品なのです!
麵もモチモチしていて、余ったカレールーと絡めて食べるとなかなか唯一無二な不思議な色合いと味に(笑)
赤を強調しているのか、今どき魚肉ソーセージを加えているのに粋を感じます。
できれば、このナポリタンだけ食べたいんだけど、メニューにこれだけってのはないんだよねぇ〜...(^^;)ハハハ。