オールドレンズの母艦としての運用と割り切っていたはずのSony α7Ⅱ。
手に馴染んでくるにつれ、先日のFE85mm f1.8のエントリーの通り今のAFレンズの誘惑が頭を持ち上げはじめ、右肩からは常に悪魔の囁きを聞くようになり、ちょっとEマウントレンズ増えちゃうかもしれないなぁ〜などと思い始めた今日この頃。
でも、左肩に乗る天使の囁きにボクはなるほどっ!と我に返ったのです。
天使『AFレンズ使いたいなら、新しいの買わなくても手持ちのNikonのAFレンズを使えるマウントアダプターを買えばいいじゃない!』
ミラーレスカメラならではのレンズ沼。
ミラーレス一眼の世界をいち早く広めたSony αシリーズには、そんな先人達の熱き思いを具現化したマウントアダプターが数多く存在するのです。
なので、ネットで探すとすぐに見つかってしまうのがこの沼の恐ろしいところ...(^^;)ハハハ。
Sony EマウントのαシリーズのボディにNikon AF-Sレンズを装着可能とするのがこちらのCommlite CM-ENF-E1 PRO!
パッケージの中身はこんな感じの梱包具合。
こちらがCommlite CM-ENF-E1 PRO本体。
Eマウントのボディ側です。
横はレンズ脱着のレバーのみ。
ほかにスイッチ類は特に見当たりません。
なので、動作はレンズ側ボディ側それぞれの電子接点経由で直接やりとりできる感じ。
こちらはレンズ側のNikon Fマウント。
ちなみにアゴのような出っ張り部分には三脚ネジ穴が付いてます。
ボディ側の電子接点。
レンズ側の電子接点。
このお互いの電子接点を介するおかげで、マウントの違うNikon FマウントのGレンズでもAFで合焦させることが可能になるわけなんですね。
Sony α7ⅡにCommlite CM-ENF-E1 PROを装着の図。
もともとフランジバックが長いNikon Fマウントなんで、αボディとレンズの間にこれ程のすき間を埋めなければなりません...(^^;)ハハハ。
まずはこちらの定番の単焦点レンズ。標準レンズのAF-S NIKKOR 50mm F1.8Gでお試し。
合体するとこんな感じに。
分厚いマウントアダプターCommlite CM-ENF-E1 PROが間に挟まっていることもあり、なんかせっかくのコンパクトなAF-S NIKKOR 50mm F1.8Gなのにズームレンズのような佇まいに...(^^;)ハハハ。
動作は何の問題も無く。AFもサクサク動いてくれます。
ネコ歩きmini専用レンズでもあるAPS-C用レンズのNIKON AF-P DX NIKKOR 70-300mm f4.5-6.3G ED VRはどうだろうか?と。
これが使えるとネコ歩きminiでもSony α7Ⅱが活躍なんだけどとちと期待。
でも、これAF-SじゃなくてAF-Pレンズなんですよねぇ。なので正式に保証されていないような気も...(^^;)ハハハ。
佇まいはこの通り、レンズにボディが付いているような無様さ加減ですが、でもネコ歩きminiでも使えるならこれでもいいかなと思いきや、正直先ほどの単焦点レンズほどの精度はないかも。
特に望遠側にズームした時には室内の低光量という条件が悪いのかもしれませんが、グイィ〜ングイィ〜ンとAFは行ったり来たりを繰り返しておりました...(; ;)ハラリ。
広角側はなんとか合焦するんですけどねぇ。
晴れた外の光でどうなるかは試してみないとわかりませんが、これはもう少し検証してみる必要がありそぉ〜です。
そんなこんななCommlite CM-ENF-E1 PRO。
とりあえず、新しくEマウントのAFレンズは使わなくとも、NikonのGレンズでAF遊びは出来そうなので、まずは一段落かな(笑)