Nikon DfとNikon Fを里子に出した以上、もはやNikonのレンズを新たに手にすることはないだろうと思っていたのだ。
だって、残るNikonのボディはNikon EMだけだし、売り物にならなかったNikonのオールドレンズが数本あるモノの、気が向いたらSony α7Ⅱで遊ぶくらいかなと。
でも、お正月にいろいろと写真ブログを眺めている中で安くて写りのいいAi NIKKOR 50mm f1.4が気になったのである。
時代的にはNikon F3くらいの50mm標準レンズ。
今でいったらデジタル一眼のキットレンズで付いてくるような、なんの変哲も無いけど中の上くらいの実力を持つシンデレラレンズの類である。
さっそくヤフオクでみてみるとたしかに安い。
飲み代1回分未満である。ならば脊髄反射である(笑)
安い上にラッキーだったのが、今回落札した個体自体が綺麗なのである。
レンズのクモリ、チリ、カビがないのはもちろんのこと、ボディの辺りとか目立つ傷もなく、ほんとにこんな安く手に入れてしまって申し訳ないと。
当然、Sony α7Ⅱに付けること前提でポチったんで、RAYQUALのマウントアダプターを使用して。
合体させるとAi NIKKOR 50mm f1.4も今のAFレンズのようなたくましさに(笑)
そんなSony α7Ⅱ+Nikon Ai NIKKOR 50mm f1.4で銀座数寄屋橋から日比谷まで朝写ンなのだ。
今のデジカメ用設計の解像番長的レンズと比較すべくもないが、手前の電柱にピントを合わせて、その先の車、そして奥のSONYビルに向かって徐々にボケていく様はなんかアナログ的描写で好みかも。
そんな電柱の落書きにピントを合わせて前ボケ、後ろボケ。
きめ細かくとろけるようなボケというほどではないが、多少粒子が粗めに写る感じが気に入っている。
東急プラザの朝からギラつく感じ(笑)
光の加減かもしれないが、影のグラデーションもなんとか保っている感じ。
有楽町マリオンの中央通路。
JR高架下。
そして大好きなYURAKU CONCOURSE(笑)
敢えてボケボケの状態で。
ネオン看板の色合いとか中間色の出方が絶妙な塩梅!
昭和の被写体には昭和のレンズで(笑)
YURAKU CONCOURSEの反対側の高架下も。
やっぱり、この多少粗めなボケ具合が好きかも。
オールドレンズと言ってもいいくらいなのに、発色も主張し過ぎず良い按配でこなれている。
有楽町から新橋に通じる高架下。
トラックのサイドミラーに写るお兄さん(笑)
みんな大好きゴジラスクエアのゴジラには、なんとっ!?
ゴジラの頭を踏みつける怪鳥ピジョンっ!?!?
日比谷公園に入り、心字池。
落ち葉になり、色も抜けた紅葉。
日比谷パレスの階段を撮ってみたら緑色のフレアが。
日比谷パレスの階段。
雲形池ではこの日池の清掃中。
白人さんのお爺さんとお孫さん。
朝からお爺さんと遊ぶ姿が微笑ましいです。