Sony α7Ⅱはオールドレンズの母艦である!なのでSony α7Ⅱ用のレンズは買わない!!
と何度か豪語した記憶はあるのです。
さて、『Sony α7Ⅱ用のレンズは買わない!!』というのは、現行のEマウントレンズのことを言っていたのであろうか?
なんてことを疑問に思い出すと、なんか物欲の沼からボコボコと泡が吹き出してくるわけで......。
であるならば、Eマウントのオールドレンズだったら問題ないよね?だって『Sony α7Ⅱはオールドレンズの母艦である!』なんだから!!
と屁理屈をこね出したら、もう止まりません...(^^;)ハハハ。
このレンズ、オールドレンズファンのなかではポピュラーなKodak Ektar 44mm f3.5。
まさに、オールドレンズなのでございます。
1950年代にアメリカのKodak社が製造していたシグネット35というカメラに付けられていたレンズなのです。
もう、半世紀以上も前のレンズともなると立派も立派なオールドレンズ。
オールドレンズの母艦として日々愛情を注いでいるSony α7Ⅱに装着するモノとして、当初の方針に乗っ取ったなんの異議申し立てもしようのない組み合わせなのでございます。
さらにっ!
これまでSony α7Ⅱでは数々の東西のオールドレンズをマウントアダプターを噛まして使用するコトしか前提に置いていなかったワケですが、このKodak Ektar 44mm f3.5は予めEマウントを装備した改造レンズなのでございますってっ!!
いやぁ〜これくらい手先が器用になりたいモノです。
ってか、手先の器用さには自信はあるんで、器具とワザを身につけたいですなぁ〜。
当然のことながら改造時にOHはしてあるようで、レンズはクモリっけもカビもない綺麗な状態。
よくよくみると色んな部品を噛み合わせながらこのEマウント状態を保っているようです。
落としたらバラバラになりそう...(^^;)ハハハ。
まさに母艦として機能するSony α7Ⅱ!クドいっ!!
けして、レンズが増えてしまった言い訳ではございません。
本来の主旨から外れたことをしているワケでは無いという確認事項でございますm(._.)m
ボディのシンプルなデザインと相反するメカメカしさが漂っております。
絞りレバーとか、結構スルスルでクリック感はほとんど無いんで、撮ってる間にズレるんじゃないか?と危惧しておりますが...(^^;)ハハハ。
このKodak Ektar 44mm f3.5はネット上の記事ではKodakらしいコッテリとした発色をするところが人気なようですが、どうでしょう?
まずは有楽町のYURAKU CONCOURSEの映画ポスターが並ぶ壁。
反対側から。ちなみに全て絞り開放f3.5で。
ボケはそれほど綺麗ではないけど、色味はけっこう落ち着いている感じ。
空飛ぶ魚とか。
日比谷のゴジラを撮っていて気がついたのが、周辺減光というより四隅が若干ケラれる感じ?
気になる貴兄はSony α7Ⅱで使うならAPS-Cモードで撮影した方がイイかも。
最近隙なのが、天地逆転。
日比谷公園の心字池に映り込んだビルが結構しっかりと撮れてます。
こちらは雲形池。
なんかフィルターをかけたような色合いの池面上の風景。
もっとコッテリかと思ってたんだけど、そんなでもない感じ。
色合いによってはコク深いモンになるんだろか?