カメラに興味を持つようになってこの3年半近く、中古カメラ屋さんとかネットオークションで迎えた中古カメラに外れたことが無かったンで、油断していたところで掴んでしまったやたらと安いLeica M2。
附属のレンズやケースを考えるとなかなかの掘り出しモン!
と、喜び勇んで落としたわけですが、やはり安いモノにはなにかあると......。
外観は特に問題も無く、ファインダーもほどほどだったんでこれは普段使いに持って来いでは無いかっ!と思ったんですが。
やはりカメラは実用物。というか、お店でしっかりとチェック出来れば見落とすこと無かったと思うんですが、今回はネットオークション。
フィルムを入れて試し撮りをしてみると、日中帯の明かりの時はほぼ同じところが感光!?
よくよくシャッター幕をチェックしてみると、シャッターを巻き上げた際にフィルム前面にくるシャッター幕の一部に小さな穴が開いていたのでございます...(T^T)涙。
やはり、安いモノにはなにかあるのです...(^^;)ハハハ。
というワケで、せっかく手にした反体制なLeica M2だし、このまま応急処置だけで、気を遣いながら使い続けるのも忍びないというコトで、ここは初めての全身整形治療に送り出すかと。
銀座レモン社さんにオーバーホールに出したのが、3月上旬。
GW前までになんとか仕上がらないかなぁ〜と思いつつ待つことほぼ一ヶ月半、4月下旬のGW前に間に合ったのでございますっ!!
こちらが、全身整形、アンチエイジング治療で蘇ったLeica M2!
もともと外観はそれなりだったんで、見た目の違いはよくわかりません...(^^;)ハハハ。
問題のシャッター幕も張り替えられました。
この写真では見えないですが...(^^;)ハハハ。
これまでLeica M4、Leica Ⅲf、Leica M3とLeicaのフィルムカメラを手に取ってきましたが、しっかりとオーバーホールされた機種は初めてのこと。
ちゃんと整備されたLeicaのシャッターって斯様に滑らかなモノなのかと。
M2ですらそう思うんだから、M3をオーバーホールに出したらもっと感動的なのだろうか?などと(笑)
実際、OH後のM2のシャッターレバーとシャッター音の感触と、手持ちのM3の感触を比べると、M2の滑らかさの方が優っているのです。
これはM3もオーバーホールに出してみようかと野望が...(^^;)ハハハ。
ファインダーは内側が若干曇っているかのようだったのが、クリアに。
これなら視神経の延長線としてモノを捉えるという比喩も解らなくもありません。
まだまだ修行が必要ですが...(^^;)ハハハ。
裏蓋を開けてしっかりとシャッター幕をチェック。
シャッター巻上前の幕。こちらは以前も問題なかったんです。
シャッター巻上後のフィルム前面に位置するシャッター幕。
この写真のちょうど中央部辺りに0.5mmくらいの小さな穴が開いていたのです。
なので、シャッターを巻き上げてピント合わせや構図を練っている間にフィルムが感光していたと...(^^;)ハハハ。
でも、今回しっかりと張り替えてもらったンで大丈夫でしょう!!
これはGWはお写ン歩三昧なのです。
時間はたっぷりあるんで、撮りたい対象は決まっているんですが、レンズはやはりこのSummaron 35mm f3.5。
35mmブライトフレームを要するLeica M2にはやはり35mmレンズを付けたいのです!!
途中で、Summicron 35mm f2.0に替えちゃうかもしれませんが...(^^;)ハハハ。
結局安物買いで得した気分だったモノの、OH代を含めると銀座の舶来カメラ屋さんで買うのと大差ない額に...(^^;)ハハハ。
でも、初めてOHしてもらったLeicaなんでしばらくフィルムカメラはLeica M2を持ち出すことになりそうです。