ここ数年、弊社は社員の健康促進施策が充実?しておりまして。
人間ドッグや一般健康診断の結果を基に余計なお世話......いやきめ細かい健康指導をしていただけるのです...(^^;)ハハハ。
今回、めでたくデブ認定を受けたということで赤紙が発行されまして、無視すると上長にチクるからなッ!という脅迫とともに、親切な健康指導を受診しに来なさいということで......。
まぁ、自覚が無いワケでは無いもののまだ大丈夫ぢゃなかったっけ?と思っていたところのデブ認定だったんですが、健康指導を受けに行ってみるといわゆるメタボに引っかかったのではなく、人間ドックの際の血圧の数値が異常値だったと。
ここ数年の血圧値の経緯を説明されるとたしかにそこだけ異常値だったのですが、当日の血圧は正常値の範囲内。
とりあえず、異常値が出ないように日々の管理を頑張りましょう!といわれ、え゛っ!?これデブ認定とはちがくない?と思いながらも、まぁそろそろ節制はしないといけないよなぁ〜とも思っていたんで、逆らうことなく受け入れたのでした...(^^;)ハハハ。
そんなこともあり、その日はちと健康に意識が向かっていたんで、帰りは電車ではなくコミュニティーサイクルでゴーゴゴーーッ!
豊洲駅前でコミュニティサイクルを借りて、豊洲から春海橋〜朝潮大橋を渡り月島へ。月島から佃大橋を渡って明石町〜新富町にでて中央区役所でコミュニティサイクルを返却。
そこから先は徒歩で銀座一丁目までというコースなのです。
そして、一度やってみたかった自転車でお写ン歩!
ちなみにこの日バッグに入っていたのは、Leica M3にCarl Zeiss Planar 50mm f2.0。フィルムはFUJIFILM NEOPAN100 ACROS。
これを斜め掛けして自転車写ン歩なのですっ!!(笑)
普段は地下を走る有楽町線で行き来しているんでこの辺は全然土地勘無かったンですが、春海橋と並行して廃線の鉄橋がっ!?
この辺て以前は石川島播磨のドックや工場だったんで、その資材運搬用の路線があったんですかね?
21世紀に入ってみるみるうちに変わっていった豊洲の街並みと取り残された昭和の残骸の対比がオモシロい光景です。
朝潮大橋の麓ではなにやら採掘?
なのか、ヘドロを掻き出しているのか??
月島に入り、佃大橋手前のあたりは以前も人間ドックの帰りにお写ン歩しましたが、まだ辛うじて昭和の残滓が一部残っていたりします。
倉庫を利用した洒落散らかしたお店も混在していて、混沌な月島の一面も(笑)
佃大橋を渡りながら、バブル以降の月島的な光景も一枚。
佃大橋の明石町側の川辺でお休み中な働く人々。
そんな中をコミュニティサイクルで通り過ぎるのがなんか気持ちいい(笑)
新富町駅の先の中央区役所の駐輪場にコミュニティサイクルの駐輪場もあったんで、そこで返却。
ここから先は銀座に向けていつものお写ン歩スタイルで。
銀座といえど、東側は一本路地に入るとまだまだ味わいのある通りや建築物があるモノで。
碁盤の目を一本一本潰していかないと、どこは以前通ってどこはまだ通っていないか解んなくなっちゃいますな...(^^;)ハハハ。
我らがジャームズ・ブラウンが銀座でも叫んでおります(笑)
『揚鶏と水炊き』、なんか絶対旨い予感しかしない(笑)
とても銀座とは思えない光景。
この辺の辻々を撮っていて、あのLeica本に良く書かれている光景に自ら出くわしたのです。
色んな人がLeica本を書いてますが、皆『Leicaには人を引き寄せる力がある』とか『Leicaをぶら下げていると声をかけられやすい』とかいうエピソードを良く目にします。
中腰になってアングルを決めていたところ、まさにそんな感じで同年代っぽいご夫婦に声をかけられてしまいましたっ!?その方もLeicaが好きで、ボクの持っていたボディは解ったんだけど、レンズなにを付けているんだろ?と気になったようです。
あの伝説ってホントだったんですね(笑)
そんな伝説の実証を体験しつつ、いつもの奥野ビルへ。
なんかこのビル落ち着くんですよね。
狭いビルの階段や廊下をカメラ持ってブラブラしている姿は不審者以外のなにモノでもございませんが...(^^;)ハハハ。
光量が足りずになかなかぶれておりますが...(^^;)ハハハ。
実はこのLeica M3、結果的にはこのお写ン歩が最後の出番で。
というのも、最近ハァ〜ハァ〜しているRolleiflex 2.8Fをお迎えしたせいで...(^^;)ハハハ。
『新しいカメラが増えるというコトは、『贖罪』行為を伴うモノである』という精神的なブレーキがまだボクには存在しているのです。
ビョーキであることは自覚しつつも、でもまだニンゲンであろうとする最後の箍がこれなのです。
ということで、このブレまくった一枚が我がLeica M3ラストショット!?...(T^T)涙。