斯くしてついに手に入れた中判二眼レフカメラの雄、『Rolleiflex 2.8F』。
しかし、フィルム一眼レフは中学時代に触っていたんで辛うじてその所作を記憶していたモノの、二眼レフそれも120フィルムを使用した経験は全く無く、いちいち何から何まで初体験なチェリーボーイなのです。
でも、昨今はクラシックカメラ周辺の情報はテキスト、動画を問わずネットに上がっているんで、最低限の知識は得た上でムフフとほくそ笑みながらRolleiflex 2.8Fを愛でる今日この頃...(^^;)ハハハ。
このRolleiflex 2.8Fをボクは床の間の飾りにするつもりは全く無く、実用機としてこき使いたいため、まずしなくてはならないのはフィルムの装填!?
しかしっ!?35mmフィルムの扱いは手慣れているモノの、120フィルム、ブローニーフィルムと呼ばれているモノは全く経験が無いのです...(^^;)ハハハ。
とりあえず近所のビックカメラで買ってきた120フィルム。
FUJIFILMのPRO 400Hの5本入りとILFORD XP2 400を2本。
なんだ、35mmフィルムと価格変わらないじゃん!と一瞬騙されそうになりましたが、通常24枚か36枚撮れる35mmフィルムと比べて、120フィルムでは12枚しか撮れないのです。
1枚単価で比べると35mmフィルムに比べて120フィルムは2倍から3倍も高いという現実っ!?
あな、恐ろしや.......。
こちらがFUJIFILM PRO 400Hのパッケージ。
蓋を開けるとフィルム一本毎に包装されております。
これまでの35mmフィルムのパトローネと全く違う120フィルムのパッケージ。
袋から撮りだした120フィルムはただ巻いているだけなんですね。
露光に注意でございます!
Rolleiflex 2.8Fの裏蓋を開けて、
下側にある前のフィルムのスプロールを取り外して、巻上側にスプロールをセットします。
このスプロールの使い回しというのが新鮮(笑)
120フィルムのテープを外して巻き取り部分を引き出します。
自動装填機構のついているRolleiflex 2.8Fでのフィルム装填で忘れてはいけないお作法が、このように手前のロールバーを潜らせてから巻上スプロールに引っかけるというコトのようです。
この手前のロールバーを通る際の厚みを検知してフィルム部分を感知するということ。
電子部品を一切使わずに機械だけでこなしているところがマイスター魂を醸し出しております(笑)
このように手前のロールバーを潜らせて、
上部の巻き取りスプロールの穴に差し込みます。
先端をこんな風に差し込んで、
そのままだと撓んでいるんで、クランクを回してピンッと張るように調整します。
Rolleiflex 2.8Fの場合はこのSTARTマークは関係ないみたいですね。
裏蓋を閉じた時点ではフィルムカウンターは「0」。
クランクを回してフィルムカウンターを「1」にセットします。
フィルム感度の設定も忘れないように。
中央部を押しながら回してASA400にセットします。
初めての120フィルムなんで勝手がわからず緊張しましたが、今の世の中Youtubeには動画がいっぱいあるンで、いくつかフィルム装填の動画を見ればなんとかなります(笑)
さてさて、まずはどこへ試し撮りにいきましょうか?
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