Rollei社の代表的なプロダクト、例えばRolleiflexやRollei35が至高である理由の一つには、あの頑固に独自規格のストラップにあるのではないだろうか?
他社も同様のストラップを使用しているわけではないので、唯一無二。
故にたかがストラップといえどそれなりの価格帯になるワケである。
先日手にしたRolleiflex 2.8Fも同様に独自のストラップが必要となる。
手で持って最初の試写に望もうかと思っていたが、流石にこの金属の塊を持ち続けるのは辛い。
それに操作しているうちに落としてしまいそうでコワイのである...(^^;)ハハハ。
なので、この独自規格のストラップを探さねばならないのである。
やはり王道は純正ストラップである。しかし、そもそもRolleiflex 2.8F自体が60年代の産物なのでストラップもそれなりのお歳を重ねているワケである。
これはちと状態のいい出物と出会うまでおいておこうと。
となるとどうする?どうなる??という事態に陥るが、この中古カメラ業界というのはなければ作る!という家内制手工業の精神がいまだに貴ばれている業界なので、Rolleiflexユーザしか使わないであろうものでも用意してくれるのである。感謝感謝でしかない。
Amazonさんてポチッて、心待ちにしている間もなくやって来たこちらがそのブツ!
中にはこの奇妙な金具が二つ入っているだけ。
しかし、これこそがRolleiflex 2.8Fにストラップを取り付ける際に必要とされる唯一無二なカニ爪ストラップアダプターなのである。
Rolleiflex 2.8Fのストラップ取り付け部分はこのようにデザインされているので一般的なカメラのストラップリングの取り付けを一切寄せ付けないのである。
まさに王者の風格(笑)
上から見るとこんな風に中には金属の棒がついている。
この枠の中にカニ爪を差し込むというなんとも唯我独尊な仕様なのである!?
カニ爪の奥までちゃんと挟まるとこんな感じでロックされる。
ロックを外す時はこのようにカニ爪の先を指で挟んで窄めるとロックが外れる機構。
これはこれでストラップの脱着がし易いという点で素晴らしくもある。
手持ちのストラップでなにを取り付けようか?とおもちゃ箱を漁ったところ、これから暑い時期なんで革よりもコットンかなと、0291factoryのボルトダウンカメラストラップを使用するコトにした。
この手のベルト式ストラップだとカニ爪ストラップアダプターとの相性はいいようだ。
カニ爪ストラップアダプターの向きに気をつけながら取り付ける。
すると一般的なカメラストラップもRolleiflex 2.8F用のストラップに変身!?(笑)
これをRolleiflex 2.8Fに取り付ける。
こんな感じで取り付け完了。
しかし問題がっ!?
一体二眼レフカメラの正しいストラップの長さとはいかに?
普段斜め掛けする様に眺めにすると撮影し辛そうだし、そのままファインダーが見えやすい位置にすると胸の上の方でなんか格好悪いし...(^^;)ハハハ。
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