その気高き印象と重厚さから、そのまま床の間の飾り物としても使用可能なRolleiflex 2.8F(笑)
まずはストラップをを装着して試写に繰り出したのですが、思った以上に優美さというよりも精悍さを醸し出して来る気がします。
なんかちょっとゴツいかな?とも思ってきたところで、ご多分に漏れずとりあえずケースを見繕ってみましょうか?という流れに当然の如くなりまして、純正ケースをお迎えです...(^^;)ハハハ。
まぁ、本体もそれなりに半世紀以上前の初老なんで、ケースもそれなりに使用感は目一杯ついてますが、かえってピッカピカの新品ケースというのも味がないので(笑)
ちなみにこちらはフォーカシングダイヤル側。
操作に必要なダイヤル、ノブの類はこの穴が開いている部分に合わせます。
背面はなにもなくツルッとした感じに。
こちらはクランク側。
ちゃんとフィルムカウンターの小窓も開いてます。
フォーカシングフードに被さる上部はこんな感じに。
上部のカバーを外すと、前面カバーが開いて、こんな風に稼働する造りになってます。
ということで、Rolleiflex 2.8Fに純正ケースを纏って貰うことに。
ケース自体もけっこう古そうだったんで、革が伸びてたり、傷ついていてユルい感じかな?とあまり期待してなかったんですが、そんなところは微塵もなく、隅から隅までしっかりとRolleiflex 2.8Fをカバーしてくれます。
これはモノがラッキーだったのか?独逸マイスター魂のなせるワザなのか??
フォーカシングダイヤル側はこんな風に機能を損なうこと無く、しっかりと収まるところに収まってます(笑)
背面は面白味ないですが...(^^;)ハハハ。
フォーカシングダイヤルが顔を出している点が素の背面の写真と違うくらいで(笑)
ケースを装着する際に一点だけ注意事項があるとすれば、クランクはこんな風に収納されるんで、クランクを起こして先にクランクを穴に通してからボディを押し込むという点。
こちらも収まるところに収まるようにできている純正ケースでございます。
中にボディを挿入したという感じでちと不安に思っていたところ、こんなところにボディとケースの一体感を高める工夫が!?
これ、ちょうどボディのストラップ取り付けアイレットに位置にあるロックレバーなんですが、これをロックすることに寄って、ケース側の金具がボディのアイレットに引っかかる仕組みで、一体感を増し増します。
撮影時は上部カバーを外して、こんな感じで前面全開開けっぴろげ状態に(笑)
思いの外精悍なのかも?と思い直したRolleiflex 2.8Fですが、革のケースを身に纏うと、マイルドさが増し増してやはり気品に溢れた物神であるなぁ〜と(笑)
ちなみに本ケースには純正ストラップもついてました。
流石にストラップは単体でも使用されていたのか、けっこう表面はボロが出ているかも...(^^;)ハハハ。
ケース装着時には、ケース自体にアイレットがついているんで、そこにカニ爪を装着します。
そんなこんなな純正ケース。
ちょいとRolleiflex 2.8Fを小脇に抱えてお写ン歩するのにいいアイテムかと。
ブラックじゃなくて、ブラウンという色合いがRolleiっぽいよなぁ〜。