フトした思いつきで突然始まったパクり企画!偽『東京いい道、しぶい道』!! 泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』で触れられていない通りを歩いちゃったスピンオフ企画っ!?
梅雨空が続き、お写ン歩替わりに空シャッターも切り厭きた頃合い。
ちょっとした雨の合間の曇り空の中、颯爽とカメラを手に外に繰り出したのでございます。
あまり遠くに行く気もしないんで、身近なところで池袋の美久仁小路!
ホントは夜の方が賑々しくて雰囲気出るんだろうけど、まだ日中の閑散とした横丁路地も場末感があっていいモンです(笑)
ちなみにこの美久仁小路、カクカクと路地が伸びているんで一瞬袋小路感がありますが、『通りぬけできます』(笑)
こんな感じで行き止まり感ありますが大丈夫!
美久仁小路といえばずぼらさん。
居酒屋営業時間はいったことないですが、お昼の大衆向け定食の数々は絶品です!!
この美久仁小路はなんとか生き延びてますが、路地のお店は昔ながらのお店と今風なお店が軒を連ねて新旧相まみえてございます。
こんな感じの昔ながらの居酒屋さんもあれば、
こんな感じのかき小屋さんも。
飲んべえ横丁といえば赤提灯!
そのお隣はシンプルなバーなどなど。
そんな池袋のど真ん中にいまだ現存する昭和の残り香を求めてか、怖い物知らずか、ただの興味本位か。
たまに女子たちが迷い込んだかのように歩いています(笑)
ろくに酒も飲めないくせに、こういう横丁の雰囲気は大好物なのです。
今回は東の首都高側から入り込んで、西側へ抜けるルートでしたが、西側の入口にはこんな感じで昔の美久仁小路の写真とかも。
そんな西側の入口もこんな感じで新旧肩を並べて同居しております(笑)
美久仁小路はちょいちょい通りぬけることはあったんですが、今回はその隣の栄町通りも初潜入!
美久仁小路よりもゴチャついていております(笑)
なんでだろ?これまで何度も前を通り過ぎていたはずなんだけど、これまで目に止まったことなかったんですよね...(^^;)ハハハ。
なかなかいい味出してます。
海老と馬肉が何故共存しているのかよくわかりませんが...(^^;)ハハハ。
栄町通りも昭和感たっぷりな路地の両脇には今風なお店も。
洒落散らかした街の中ではなく、池袋のそれも辛うじて踏ん張っている昭和な飲んべえ横丁の中にある雰囲気がよろしいかと。
栄町通りは道幅が狭くて、50mmレンズだとお店の全景が撮れないんで、看板を中心に(笑)
こちらはトマト押しなイタリアンのお店なんかもあったり。
昭和の飲んべえ臭がダダ漏れな路地なんだけど、美久仁小路よりもお店のラインナップは今風かも?
キョロキョロしていると非常に違和感を感じるお店を発見っ!?
近づいてよくよく見てみると、ドアが上1/3くらい切り取られてるんですよね...(^^;)ハハハ。
茶室の『にじり口』みたいな様子がオモロイのです。
仕込みで通りにお店の人が行き来し出すと、路地に息吹が感じられます。
そんなこんなな美久仁小路&栄町通り。
池袋にはその昔『人世横丁』というさらに有名な横丁があったようなのですが、残念なことに2008年7月には解体されて再開発へと。
池袋は現在東口、西口問わず再開発が加速しています。
新しい街並みはそれはそれでウキウキするモノではありますが、喜怒哀楽の人間の心の滓が長年積もり積もった横丁が次から次へと消えていってしまうのは悲しいモノです。