泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』をまるまる辿るパクり企画の偽『東京いい道、しぶい道』!
本家『東京いい道、しぶい道』の第1章城北エリアに記載のある豊島区内の4本の道も今回で最後。
第4弾の今回は『巣鴨に江戸橋あり!』ということで、江戸橋通りをブラりなのです。
池袋の我が家から江戸橋通りのスタート地点までは、まずは都電荒川線大塚駅から都電に乗車。
隣の巣鴨新田で下車なのです。
ナンの変哲もない駅回り...(^^;)ハハハ。
こちらが江戸橋通りの西の端。
ここから江戸橋通り散策のスタートです!
しばらくランドマークもないんでノーガードで歩いているとナンぢゃこりゃ??な物件がっ!?
いちおう一般住宅のようですが、なかなか思い切ったデザインで...(^^;)ハハハ。
これ、中の間取りはどぉ〜なんてんだろ?
まず最初のランドマーク、『江戸橋』をかかげる江戸橋診療所が見えてきました。
なんか赤髭先生がいるような物件を勝手に想像してたんだけど、まことに普通の体でございます...(^^;)ハハハ。
こんな階段状の風情のある脇路地もあり。
本にもありましたが、多分ここをまっすぐ行った一本北側の通りはあの有名所の地蔵通商店街に繋がるはず。
一本隔てただけなのに、あの喧騒とはあまりにも違う落ち着いた空気が江戸橋通りには流れています。
この辺のブロックは文教地域なようで、まずは東京都立大塚ろう学校が。
その隣には豊島区立清和小学校が並んでいます。
巣鴨三丁目のところで初めて『江戸橋通り』の道標がありました。
よかった。間違っていない(笑)
文教地域ということもあってか、ここら辺りでいきなり坪数と上屋にお金がかかったお屋敷風味の住宅がいくつか出現します。
紫陽花のお世話をするお婆ちゃん。
子供と孫に囲まれて、安心な老後をお送りしていることでしょう。
この辺で道は右へカーブを描きます。
カーブのところに建っているマンションを横目に眺めると、なんか気になるお店『フランス亭』。
旨げな雰囲気を感じます(笑)
銀座の洋食というより街の洋定食といった感じ?
ここよさげだなぁ〜。
いつか絶対訪れたいお店リストに入れました(笑)
この先の十文字学園の手前で、思い切りアメリカンなお店を発見。
なんだなんだとガレージの中を入り込んでみると、この風体でペットショップなんだとかっ!?
そしてこちらが進学校十文字学園の校舎。
日本初のガスメーターやら水道メーターやらの製造販売、活動写真弁士の祖、さらには自彊術なる神経痛に効く健康体操の考案といったよくわからない経歴の十文字大元氏の奥さんである十文字ことさんの創設とか。
そんな大元氏の生き様を振り返りつつ、すぐそばに今回のランドマークである『江戸橋』があります。
ネットで江戸橋を調べても、中央区の日本橋川にかかる江戸橋の情報が多く、こちらの江戸橋情報が少ないんですが...(^^;)ハハハ。
唯一由来について記載があったのがこちらの『山手線が渡る橋・くぐる橋』の記載。
「豊島区の江戸橋改築工事計画書の中では、【江戸橋の名前の由来は解明することはできなかったが、ごく近くに江戸と郊外との境界があったことによるものだと推測する】とある。」
「一般に“御府内”と表現された江戸の範囲は長らく不明確だったが、1818年(文政元年)、府内外の境界を朱引きで表示した。それが『江戸朱引図』で、駒込・染井・巣鴨等はかろうじて朱引き内にある。明治・大正期にはいってもこれが尾を引いたのだろうか。」
江戸橋の下を山手線がくぐっていきます。
そもそも山手線の一部となる田端線が開通した際にこの橋は架けられたようですね。
江戸橋を渡ると、その先には江戸橋をかかげるお店が数軒。
こちらは江戸橋米店さん。
その隣には江戸橋薬局さん。
ちなみに、この通りって商店街の名前ってないンですかね?
そういえば、街歩きしていて最近目に止まるようになったのがこの『豊洲直送』という売り文句。
最初なにいってんのかすぐに理解出来なかったんですが、築地から豊洲に市場が移ったんで、今は築地直送じゃないんですね。
でもなんだろ、長年の築地ブランドがあってこその築地直送の売り文句が活きてたように思うンだけど...(^^;)ハハハ。
なかなか渋めのお店も通りに並んでおりまして、こちらは襖屋さんの田中さん。
泉氏が食べに戻ったというそば屋を目指していたら、なかなかステキな物件が目に入り。
残念ながら日曜日は定休日だったようですが、こちらはお惣菜屋さんの惣さんというお店。
ちょっとお総菜を買い食いしたかったですね(笑)
で、そば屋はというとその前にございました...(^^;)ハハハ。
こちらが、泉氏がそばを食べに引き返してきたというひぃふぅみぃさん。
店先にちゃんと『コラムニストの泉麻人様に薦めていただきました』と宣伝しております。
それを読んでボクも来ました(笑)
本の中に古そうな長屋とあったのは、こちらの物件でしょうね。
なかなかステキな物件でございます。
脇路地もこんな風に情感たっぷり。
夕暮れ時には蚊取り線香の匂いが漂ってきそうな雰囲気です。
クリーニング屋さん以外のお店は今でもやってンのかな?
横のトタンの色合いもいぃ〜味が溢れ出ておりますね。
そしてこの江戸橋通りのゴール地点も間近になってきたところで、最後のランドマークである伊勢五さん。
立派な蔵もある出桁造りの米屋さん。
創業が享保年間という...(^^;)ハハハ。
享保といえば暴れん坊将軍徳川吉宗の享保の改革の時代ですよね。歴史が重すぎるわぁ....
ちなみに現在に至るこの建物は1949年に改修されたモノのようです。。
横から舐めるように撮っても重厚です。
そんな由緒正しい伊勢五を過ぎると、もう目の前にはゴール地点が見えてきます。
江戸橋通りの東の端は不忍通りに突き当たり、ここがゴール地点。
我が家への帰り道は、不忍通りを北東へ進み、都営三田線の千石駅を目指します。
すると道中、不法侵入を試みる不審者を発見っ!?
怪人蜘蛛男のケツを激写です(笑)
国道17号線、中山道、白山通り沿いの千石駅。
都営三田線で巣鴨まで出て、JR山手線に乗り換えて池袋まで。
家に着くまでが遠足です!!
【9 巣鴨に江戸橋あり・・・江戸橋通り】
中央公論新社
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